モノであり、人生の一部である。
書き出しが「暑い」しか思いつかなくなりました。由々しき事態です。
どうもこんばんは、ゆめです。
今日のテーマは「あなたの1番大切なモノ」です。
1番、というくらいだからひとつに絞らないとかぁ…と思ったんですが、絞れませんでした。
なのでわたしが持ってる中で大切なモノを3つ、紹介させてくださいね。
ひとつめは、「ぴょんちゃん」という名前のうさぎのぬいぐるみです。
彼(彼女?)はいつからいたんだろう?と覚えてないくらい小さい頃からずっとわたしの隣にいます。両親曰く、生まれたときからいたらしいです。
子どもの頃は、ぴょんちゃんがいないと眠れませんでした。しかも割と大きくなるまでそんな感じで、実家を離れた今も、わたしのベットの枕元が定位置です。
耳の感触が大好きでずっと触る癖があって、そのおかげでボロボロです。母が直してくれたり、自分で直したりしていますが、そろそろプロの手を借りないとダメかも…と思いつつも、今までずっと一緒だったので離れたくない。というわけで今も枕元に鎮座しております(笑)
それだけずっと一緒にいたということは、わたしの人生をずっと隣で見ててくれてるんですよね。ことばが話せるようになったとき、お話の中にどっぷり浸かってたとき、思春期の多感なとき、友達と喧嘩したとき、仕事で鬱になったとき、母の病気を乗り越えたとき、どんなときもいつも隣にいました。
きっとわたしが覚えてないことも、全部覚えてるんだろうなぁ。わたしの人生の歴史そのものとなってますね。
この先も、なにがあっても一生一緒にいます。
ふたつめは、ピアノです。
今は実家にありますが、小学生に上がる頃に電子ピアノから買い替えた最小サイズのアップライトピアノは、もう欠かすことのできない相棒です。サイレントモードが搭載されていて、消音にするとヘッドフォンをつけて電子ピアノのように練習ができます。
実家は団地なので普通ならすごく近所迷惑だったと思うのですが、周りの住民の方に本当に恵まれ、暖かく見守っていただきました。本当に感謝しかないです。
学校の先生に「音大行くにはグランドじゃないと無理だよ」なんて言われたこともありましたが、これで音大卒業まで走り切りました。
流石に高校大学時代は学校の練習室で練習してましたが…小さなアップライトじゃ打鍵がついてこないのは仕方ないですね。
今の自室は88鍵のシンセを置いていて、指慣らしや作曲はそれで行っていますが、打鍵が全くついてこないので(笑)時々実家に帰って弾いています。
このピアノもわたしの歴史をずっと見てきた子なので、もう絶対に手放したくない相棒ですね。
みっつめは、自転車(ロードバイク)です。
7年一緒に走ってる相棒で、サーヴェロというカナダのメーカーのバイクです。
自転車を始めた頃は予算的にアルミのエントリーモデルを買うのがやっとで、暫くはそれで基礎を学んでいました。けれども実は自転車を始める前からサーヴェロにずっと憧れていて、乗れば乗るほど憧れの気持ちが強くなり、頑張って貯金して始めて2年目には納車しました。
正直エントリーモデルの時はあまり乗ってなかったのですが、サーヴェロに乗り始めてからは自転車がどんどん日常の一部へと化していきました。それと同時に、自転車乗りの人脈もどんどん広がっていって、今のパートナーとの出会いもこの子がきっかけでした。
たくさんの人との縁を繋いでくれ、自転車というかけがいのないライフワークに出会わせてくれたこの子は、例え乗れなくなる時が来たとしてもずっと一緒にいたい、世界一のイケメンです(納車してからずっと言い続けてる謳い文句。笑)。
余談なのですが、母も病気になる前にロードバイクに乗っている時期があり、今はそのバイクもわたしが引き継いで乗っています。
乗っていた当時、母と一緒にアルプスあずみのセンチュリーライド(通称AACR)の120kmコースを完走しました。母は50代後半で乗り始めて2年目、わたしも2年目の初心者で、何物にも変え難い一生の思い出を共にしてくれた2台のバイクなんです。
わたしの中では「母のバイク」という位置付けなので今回は紹介しませんでしたが、機会があったら2台とも紹介させてくださいね。
すっかり長くなっちゃいました。
わたしはモノを少なく持つ、ということがあまり得意ではありません。もちろん不要なモノを手放すことは必要なことなので定期的に整頓はしていますし、買う時も吟味していますが。
そして最近は「長く大切に、自分の人生に寄り添って使える」ことを基準にモノを選ぶことが多いですね。
大好きなモノに囲まれた毎日はとっても幸せだし、モノを所有するというのもいい経験のひとつなんじゃないかな、と思うんです。
それに大切な「モノ」はその人にとってはもう「モノ」じゃないんですよね。人生の大切な一部だと、書いてて実感しました。
それでは今日はこの辺で失礼します!
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