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最近の再エネ業界人事事情について

皆様、おはようございます。
連休明けの週末はいかがお過ごしでしょうか?
私は朝型で、仕事前にジムに行っていますが、この連休前あたりからジムに来る人の数が急激に増え始めました。24時間営業しているエニタイムというジムなのですが、今日は土曜日にも関わらず朝6時過ぎの時点で15人ほどが運動している状態でした。混雑を避けるために朝に来ているのですが、もともとは7時半、7時、6時半と来る時間を早めてきました。皆さんの考えが同じであることに、なんだかほっこりしますね。

今日はタイトルにもあります通り、最近の再エネ業界の人事事情について共有したいと思います。ここ最近、クライアント企業からお誘いをいただき、食事やお会いする機会が多いのですがここ1年ほどで大きく再エネの事業モデルの方向性が各企業で明確になってきたように感じます。人事を担当している立場からは、企業や事業の流れをよく見ることができますが、とくにこの半年ほどで開発部門やPPAなどの営業開拓、そしてトレーディング系の採用が活発になっていることに気付きます。開発に関しては、この数か月でニーズが急激に高まっているように見受けられ、実際に社員だけでなく業務委託でも求められています。PPAに関しても同様で、顧客開拓などの営業ポジションが需要が高まっているように感じます。ただし、PPAに関してはまだ経験が浅い方が多く、専門分野の方を求めるよりも営業経験がある方がポテンシャルとして考えられることが多いです。トレーディングについては、昨年から外資の参入も増え、アグリゲーターやFITの発電所に対する需給調整バランス事業が活発になっていると感じます。この流れは既存のFITが残っている発電所にも今後発電量の一定の保証ができる提案事業が浸透することで、さらにニーズが高まるのではないかと思います。ただし、トレーディングに関しては日本人の経験者が希少であるため、シンガポールなどでの経験がある方が優位になる可能性があります。

一方、昨年と比べると建設系のニーズは一旦落ち着いたように感じます。昨年は急速にニーズが高まりましたが、今は主に退職者の補充などの採用が主流となっているようです。また電気主任の選任については今年後半からは風力事業において開発を終えた案件の募集が増えそうではないかと思っています。

私の見解では、今の開発のニーズが高まっていることから、今後は必然的に電気関連の申請やエンジニアリング業務の需要も増えてくるでしょう。実際、私の事業では現在、エンジニアリングや電気関連の申請業務のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を提供していますが、想定以上に需要があると感じています。企業側も組織を大きくするというよりはスピード重視で、専門性の高い部分は外部委託したいというニーズが強いようです。また、再エネ事業と電力・エンジニアリングの相性は必ずしも良くないため、こうした背景からTAOの需要が高まっているのではないかと考えています。

提供している事業は様々ですが、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

では、良い週末をお過ごしください。

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