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#10「書いて、考える」

さとゆみさんの「今日もコレカラ」を読み、感じたことを書く。引用リプじゃおさまりきらない、グルグル余韻の言語化トレーニング。

たしかに近年話題になっているエッセイは、痛みや怒り、コンプレックスからスタートするものが多い。そこに「書かざるを得ない」強いモチベーションがあるからこそ、多くの人に響く文学が生まれるのだと思う。



①陰キャ×課題意識高い
②陽キャ×課題意識高い
③隠キャ×課題意識低い
④陽キャ×課題意識低い

この分類になると、紫式部先輩は変わらず①であるが、清少納言先輩は、④ではなく②になるだろう。この分類だと、③や④の人は、そもそも文学を志さないような気もする。



というか、課題意識がないのにわざわざ何かを書いている人って、いるのかな、などと考えてみる。

陰キャと陽キャ【さとゆみの今日もコレカラ/第200回】


朝から都心に繰り出し、近藤康太郎先生の6時間講義を受けてきた。講義のテーマは「本を書くための五箇条の御誓文」。

5つのテーマに沿って講義。6限目は質疑・応答という流れ

近藤先生は、5つ言いたいことがあるから「五箇条の御誓文」としたのではないとおっしゃる。五箇条の御誓文というワードがポンとひらめいたから、使っちゃう。そしたら見つかるんですよ、言いたいことは、と。

なるほどな、と思った。

自慢ではないが、さとゆみ道場に参加するまでは、noteを年に2〜3本書ければいいタイプだった。今年になってエッセイを書くと決めたけれど、まぁ時間がかかるかかる。なかなかの苦行だった。

そんな私が、今はポンポン書けるようになり、毎日更新にも手を出している。

なぜか。

「考えてから書く」のをやめたのだ。ざっくりとテーマを決めたら、もう書き始めちゃう。書きながら考える。だから、最初イメージした内容とは全然違う。

それがおもしろいんよね。#8の「"おいしい酒"を飲むために」なんて言葉、最初は全く頭になかった。書いていくうちに、「あー結局んとこ、おいしい酒を飲むために考え方を変えたんよなぁ」と思い出し、タイトルにしたのだ。

課題意識をもつのは大切やけど、課題意識ガチガチで書く文章はオモロナイんちゃうかなぁって思う。あーだこーだ考えずに書く。書いて、考えるうちに、記憶や思いが浮かび上がってくる。

✳︎

今日の講義、夢のような時間やった。近藤先生にちゃっかり名刺を手渡し、本の感想とブルーハーツへの思いをお伝えし、おすすめアーティストを5組も教えてもらった。

早速聞いてみよう。インディーズで気になったアーティストを掘る、昔やっていたなぁ。音楽熱、燃やして燃やして、掘りまくろう。私の"遊び"は音楽や。

いやーやっぱり、動かな損やなぁ。この人や!って思ったら自分から会いに行かなあかんな。

感想は、別記事にしっかりとまとめたい。

▼5月19日の午前7時ごろまで読めます!こちらもぜひ♪




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