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不妊治療と仕事

インターネットを開けば出てくる出てくる
通院回数が多い、スケジュールが組みにくい、お金がかかる…etc
不妊治療したいけれど、本当にできるのだろうか

私は役職を持っていて、4名体制の販売員をしている
仕事を辞めるわけにはいかない
生活も治療にも毎月お金がかかる
もしかして、会社からは不妊治療をするなら役職を降りてほしい、仕事を辞めてほしいと思われるのではないか
仕事は続けられたとしても、職場の仲間に迷惑をかけたくない
…と思いつつ、こんなことも考えた
長い人生、ほんの一部、不妊治療に集中する期間があってもいいじゃないか?あの時休んで、しっかり治療しておけばと後悔しないだろうか?

↑不妊治療を始めたばかりの時は、これをリピートで考えまくっていた

さらに、時間さえあればGoogleやYouTubeで不妊治療に関することばかり検索し、そのたびに夫へ報告していた
自分でも自覚はあり、最初は楽観的に始めたことが深刻化していき、
仕事への不安、仕事を辞めてしまったら産休制度を使えなくなる不安、
妊娠は100%ではない事実を知った不安…
私の心に小さく芽生えた不安がどんどん膨張したのである

不安を夫に聞いてもらい、
その度に「子供がいなくても夫婦2人でいいじゃない」と言ってくれていた
「今後、不妊治療がうまくいかない事で離婚することは絶対にないように」と夫婦で約束をした
嬉しい反面、子供を持たない覚悟も必要だと悟った
涙を流す回数も増えたのである
転勤先なので、実家の家族や友達もいない環境、もしここで仕事を辞めてしまえば1人でいる時間も増える…不安が今より大きくなることは想像がついた

夫との話し合いで、仕事を続ける事を決めた

会社へ不妊治療の報告

結果から伝えると、会社は治療を応援してくれるとすんなり返事があった
本当にビックリした
こんな優しいことを言ってくれるんだと、あっけにとられた
なぜなら、数年前までグレー寄りのブラック企業だったからだ 笑

私たちは社内結婚だったので、夫は別の店舗で同じ役職をもっている
自分たちの上司は本社にいるが、女性で役職をもっているのは私だけ
夫から上司へ治療の相談と今後の仕事について話してくれたのです

一緒に働くメンバーにも赤裸々に打ち明けた
応援もするし、協力もしてくれると嬉しい言葉をかけてくれた
夫、職場、本当に人に恵まれていると実感したのです

そして私は決めたのです!
仕事を続けながら、不妊治療を一緒に進めることを選択した!
今までサービス残業や休日に仕事をしてきた
今度は自分が甘えても良い番じゃない?
お休みの日は釣りもして、頭の中を不妊治療でいっぱいしないように、
ゆるーい気持ち、甘えられるなら意地を張らずにとことん甘えて、迅速な治療を目指すのだと!

→つづく

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