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映画館で見た「リバイバル69 伝説のロックフェス」の感想


インタビュー9割ライブ映像1割ぐらいで物足りなかった

いや、ライブビデオだと思うじゃん。映画館であの時代のライブが見られるんだ!と。
違う。これはほとんどドキュメンタリというかコメンタリ。

なぜか音楽の映画なのに演奏シーンがほとんど出てこないという。何かの権利関係なのか分からないがなかなか興醒めだ。

Amazon Prime Video とか配信でこれと同じ系の「音楽番組なのに演奏がほとんど流れない番組」を見たことがあるがそれを映画館でもやってしまうとは。ところどころにイラストや映像効果を入れて化粧を施しているもののそこじゃない。観たいのはライブなんだよ。

この手の映像作品の特徴としていよいよ演奏が聴けるかと思いきや何度もイントロだけを流してメインの演奏部分は切られていたりする。ただひたすら当時の人々のインタビュー映像が流れるだけなのだ。特に前半は一切ちゃんとした演奏がなく1時間ぐらいはひたすらコメントの連続だったんじゃないだろうか。

後半になるとようやく演奏シーンが流されるようになった。それも1コーラスも流さないぐらいのブツぎりの編集ではあるけれど。

ジェリー・リー・ルイス

全盛期ほどのパフォーマンスではないけど格好良い。

リトルリチャード

神がかっている。

ドアーズ

演奏映像なし
「出演アーティスト」なのか??

アリスクーパー

演奏の映像なし
出演はしてるが主に流れたのは演奏以外でのパフォーマンス部分

ジョンレノンとオノヨーコ

なかなか聴くのが厳しいパフォーマンスだったがインタビューのコメントで印象がサポートされていた

あとで公式サイトを見たら小さく「傑作ドキュメンタリー」と書かれていた。いやこれは絶対に傑作ドキュメンタリーではない。アメリカで量産されてるタイプのテレビ特番用の編集コメンタリぐらいのやつだ。

期待外れ。

唯一カリスマチックなジョンレノンの姿とリトルリチャードの快演を見られたのは良かった、

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