さようならTwitter中毒。
今日TwitterアプリをiPhoneから削除した
アカウント自体は削除していないが、スマホ端末から消した。
何故消したのか?
暇な時にはスマホを開いて、暇つぶしをしてしまうからだ。
そして本当にこの暇つぶしという目的以外に、何ひとつ僕にとってメリットがないことがはっきりと分かったからだ。
そしてたとえ暇つぶしという目的が果たせていたとしても、それ以外のデメリットのほうが大きいように思えてきた。
Twitterによる感情汚染
今のTwitterは、自分が特に誰もフォローしていなくても「おすすめのツイート」が流れてくる。バズったツイートが流れてくる。
まずこれが心に悪い。
「バズって注目を浴びているツイート」と「全くバズらずに何の影響力もない自分のツイート」のコンストラストを感じて、常に自分の心が「ひがんでいる」ことに気づいた。
つまりTwitterを開けば開くほど自分のツイートと人気のツイートを比べてしまい、これが心に良くない。
なにしろタイムラインに流れてくる「オススメのツイート」を見て、僕が一番にチェックするのが「いいねの数」であり、むしろ内容よりも人気度しか見ていないぐらいの勢いだ。
FacebookやInstagramで起こる「SNS鬱」みたいな症状がTwitterでも自分に起こっていたと思う。(SNS鬱で言い方合ってる?)
有益な情報がまるでない
Twitterをハックして「いいね」を集めたくだらないツイートやら、いかにも、ためになりそうなツイートやらが流れてくる。
たとえば「おはようございます!今日も1日頑張りましょう」というようなツイートが300いいねを集めて流れてくる。
本当に要らない。今のTwitterは「Twitter対策に成功した人たち」によってハックされ、乗っ取られている。
僕もアカウント単位のミュート機能や「このツイートには興味がない」を使ってタイムラインを興味のある情報だらけにしようと思ったが、それでも何かが足りない。
Twitterの限界を知った
タイムラインには時には深いツイートや、自分の仕事に役立ちそうな情報が流れてくるが、Twitterの短文フォーマットというものの制約のせいか、どうにもすべての情報が頭を流れて、ただ消えて行くように感じる。
これはそれぞれのツイートの内容の問題ではなく、Twitterというプラットフォーム自体の問題なのではないだろうか。
とにかく自分の実感として何ひとつと言って良いほど、真に有益なツイートは流れてこない。どれだけ有益そうな顔をしたツイートでも「へぇ」「ああそう」で終わってしまう。
それよりは同じ時間を使って電子書籍でもじっくり読んでいたほうが、得られるものは100倍も1万倍も大きいような気がした。
Twitterが役に立ったこと
自分を本名でGoogle検索した時にトップ表示されるので、検索結果をコントロールしやすくなった (でも別に1位はTwitterじゃなくても良かった)
エンジニア転職のきっかけになった ( その時はたまたま幸運に恵まれたけれど、明らかにTwitterのおかげというわけではない気がする )
何人か会った人がいた
このぐらいである。Twitter自体は最初にアカウント登録してから10年以上は経つだろうか。
かけた時間に対して、あまりにもメリットが少ないような気がした。
Twitterでのフォロワーは全然「フォロー」してない
フォロワーが600人いても、実質的には2〜3人ぐらいの印象だ。いや0人かもしれない。
フォロワーたちは誰も自分のツイートをチェックしていない。
まあそもそも自分のTwitter運用が悪いんだろうが、それにしても「フォローとは一体何だろう」と思い知らされる。
Twitterも興味関心の最適化が進み、
Twitterでは全てが速いスピードで流れ去り、何も残らない。僕にとってはそのような場所と結論付けられた。
今更気づいたの? と思う人もいるかもしれないけれど。
で、この記事もTwitterで共有するわけだけれど
本当にただ自分の記事の共有先ぐらいに使っても良いかも知れないと思った。アウトプット専用だ。
しかし、ただリンクを流すだけのTwitterもあまり意味がないだろうので、ただ「記事を共有した」という満足感だけのために存在することになるかもしれない。僕のTwitterは。
長年運用してきたアカウントなので、アカウント自体を削除するには惜しい。だからまあ、そんな感じで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?