「レディー加賀」は女将がタップダンスする映画で、踊る小芝風花は美しかった
ダンスシーンが見どころ
ラストのダンスシーンが見どころだ。途中の物語はここに至るまでのおまけと言っても良い。
だけど物語がなければダンスシーンも良いと思えなかったかもしれない。そういう意味では、カタルシスを感じるために必要なステップだったのだ。
主演の小芝風花もすごく綺麗に見えた。
主人公
ラストのダンスシーンに至るまでの主人公は、前半ほとんどのシーンであきれるぐらいにダメダメなキャラクターで、イライラしてくる。
顔は整っているはずなのに何故か可愛く見えない。表情が可愛くないのだ。
人間的に他責的で、なにかと言えば人のせいにして、自分で物事を好転させようとはしない。
タップダンスの経験があるので皆のコーチ役に抜擢されるのだが、人にうまく教えることもできず「なんでこんなことも出来ないの?!」「みんな恥ずかしいと思わないの?!」とのたまう始末。どうにも好きになれない。
親友もそのタップダンスのグループに加わっているのだが、家庭の事情でどうしても参加できなくなった時、相手の事情も考えずに「ちょっとだけで良いからどうにかならない??」と問い詰める始末。
本当に自分勝手で自分のことしか考えていないのだった。薄っぺらい人間性。そんな彼女が前向きに行動し始めるのは本当に最後の最後なのだった。
半分イケメン
ちょっとイケメンの王子様のような役柄なのだが、なんかちょっと違う。半分イケメンみたいな男が出てくる。主人公の元恋人だ。
小芝風花は春名風花とは別人
すっかり思い込んでいたのだが、あとで調べたら、小芝風花はかつてTwitterを賑わせた「はるかぜちゃん」こと春名風花とは別人だった。
Twitterを賑わせていた頃を思い出すと、なんとなく先入観を持って観てしまっていたのだが、先入観の持ち損だった。
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