本があいだにある関係

本は個人だけの楽しみではないようだ。
読書は、独りで読むものだから、個人の閉じた体験だと思っていた。

ところが、読書会では、参加者同士のあいだに本がある。本を読んで感じたこと、学んだこと、わかりたいこと、実践したいこと、そんなことを自然に話せる。共有している言葉と文脈があるから、安心もできる。だから、意見が違っても、おもしろい。

先日、ある人に、お勧めされた本がある。
ぼくも、紹介したい本があった。
一緒には読めないけど、物語や概念は、関係性のあいだにある。体験そのものは、まったく違うのだろうけど、同じ言葉を感じている。

本があいだにあることで、その関係は、より深まる。もしかしたら前に進むことができるのかもしれないと、希望を感じる。

本は関係をつなぎ、場をつくる。
ぼく自身がそれを体験できたことに、とても嬉しさを感じている。
だから、場をつくることにチャレンジしてみたいと思うのだ。

#日記 #読書会 #読書

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