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一年で本160冊読んで分かったこと

先週も普通にすっぽかしました、ゆめです。


カナダで車が無いとほぼ完全に死んでしまうので、車探しに没頭してた一週間が過ぎて結果オーライ、車が見つかりました。あ~良かった!


まあ、全く関係ないことはさておいて。去年のコロナに便乗して本を読みまくった私ですが、結果消化不良になったり、本は読めたのに疲れちゃったりと色々と考えることが多かったです。で、自己ベストの160冊を読んでみて分かったことをさらっと語っていきたいと思います。


量は質じゃ無い


当たり前なんですが、やっぱり自分で読んでみた感想はここですね。わたしの読書生活って大体 古典 → 文学 → 日本語の本 → 英語のフィクション → 英語のノンフィクション みたいなサイクルで回ってたんですが、去年はいつも読まないジャンルにチャレンジしようってことで自己啓発とかこっちでYA–ヤングアダルトって呼ばれてる本を多めに読みました。

めっちゃ消化不良。と言うか、「これ本って読んでイイの?」と思う作品も多かった。

もちろん読んで良かったと思ったモノもあります。でも、それに対して駄作と感じるモノが多すぎた。160冊の内、本当に良かったのは120冊くらい。25%は読書ロスってことです。流石にそれは悲しくない??


一冊の重みが違う


あとは一冊の重みですね。例えば、最近のラノベ一冊読むのと、ホーメロス読むのでは明らかに重さが違うじゃないですか。それと同じで、本の重さって凄く重要だなぁと思いました。

とくにわたしは英語の本と日本語の本をなるべく両立して読みたい派なので、今年は重さを考えて読んでます。(同じ理由でどんなに好きなマンガでも、本としては数えないよ。別枠だから。)


わたしの祖父は万冊博士を語る人なんですが、わたしも小さい時からそれを目標にしています。何年か前に覚えている限りの本集計してガッカリしたのを覚えています。全ッ然読んでないじゃん、って。

でも、重さで考えたら、ガッツリ読んでた。母から渡された借りて良い本のリストがあって、それは全て古典か世界文学。小五くらいから太宰治好きだったし、本と言えば岩波の名作シリーズだと思ってた。今考えるとお母さんに感謝です。

だから、読書は量よりも質だし、重さの方が大事。ココも本当に見直せて良かった。


長さとか人気とか関係ないよね


最後に無茶苦茶言いづらいけれど思ったことは、ベストセラーを読む必要が無いってこと。そりゃあベストセラーに乗るくらい凄い本とかもあるかもしれない。でも、自分的に必要だと思わない本は手に取る必要がないよね。


悪い例で挙げたいのは ”Gone Girl”。何年か前に人気だったスリラーで、余りそのジャンルは読まないから気乗りしないけれども読んだ。

最悪だった。

もう、本当に後味悪いし、何読んだのか分からない混乱状態に陥るくらい悪かった。絶対読まなかった方が良かった系の本だ。

芥川賞全部読むチャレンジしてて勿論自分的に合わない本とかもあるけれど、ある程度文体がきれいだから我慢できる。何かしらメッセージもあるしその時の時代背景もかいま見れる。でも最近の NY Times ベストセラーとかはもうそれも無い。

そう言う本は読まなくて良いよね。

だから、今年はキッパリ辞める。重く、深い読書をしたい。誰かに言われて読むのじゃ無くて、自分に必要な本と巡り会えるように努力する。そうやって万冊博士になりたいと思っている。


ただ、それだけです。



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