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2022.F1観戦記&採点 #4 (サウジアラビアGP①)

レース以外の面で、グランプリウィーク中に問題が起こり、スケジュール通りの開催が危ぶまれた本GP。下位カテゴリを含めて、日程通りに進行できて何よりでした。

では、本GPも独断と偏見に基づきまして、採点をさせていただきたいと思います!

メルセデス 7点
2戦目も前戦に続き、トップ争いには絡めず。フェラーリ、レッドブルとの間には、大きな差がある。予選でのハミルトンQ3ノックアウトは、あまりにも衝撃的。次戦までに闘える状態に出来るのか。

ラッセル 8点 (予選6位/決勝5位)
予選は6番手と、前回より好位置に。上位2チームには大きな差をつけられたが、チームメイトの順位を考慮すれば、この位置を確保できたのは大きい。決勝でも、レースペースは安定しており、最終的に1ポジションアップ。確かな実力を見せた。

ハミルトン 6点 (予選16位/決勝10位)
本グランプリでの一番のサプライズは、彼のQ1ノックアウトと言っても過言ではない。目立ったミスがあったわけでもなく、最初のアタック時は、偶然そうなったと疑わなかった。ノックアウトゾーンとのタイム比較が出るメルセデス、ましてやハミルトンなど、いつから見ていなかっただろうか。決勝では、追い上げを見せたが、ピットインのタイミングがトラブルで意図しない形に。ツキにも見放され、10位入賞がやっと。

レッドブル 9点
先週のトラブルは、しっかりと対処できたようで、予選、決勝とも好結果。ワンツーも狙えそうだっただけに、少し悔いは残る。今年のタイトル争いは、フェラーリとの一騎討ちになっていくのか。

フェルスタッペン 10点 (予選4位/決勝1位)
予選は4番手と、上位2チームでは一番低いグリッドに。それでも、決勝では先週に続いて、ルクレールとやり合うなど、非常に目立った活躍を見せた。終盤まで高い集中力とリスペクトを感じさせるアツいバトルは、すでに今年のベストバウトかも。

ペレス 9点 (予選1位/決勝4位)
予選ではパーフェクトなドライビングで、自身初のポールポジションをゲット。世界中からの祝福振りには、彼がいかに愛されているかを感じさせられた。決勝でもスタートから順調にリーディングラップを重ねていたが、築いたギャップが彼にとって、最悪のタイミングでのセーフティーカー出動により、消滅どころか逆転まで許す形に。それでも、しっかり仕事をこなし、4位入賞は立派。

フェラーリ 9点
高い実力を持った2人のドライバーが、今回もしっかりレースを闘い抜いた。予選、決勝とも順位変動の無い、2位と3位。好位置での安定で、チームのストラテジーなども昨年までより遥かに高いレベルにあることを示した。

ルクレール 9点 (予選2位/決勝2位)
予選は0.025秒の僅差で2番手に。まずは、一発の速さをしっかり見せつけた。決勝では、トップを走る場面もあり、素晴らしいレース運び。フェルスタッペンとの数周に渡るバトルの末、2位となったが、クリーンなオーバーテイクショーは、スタンディングオベーションもの。ファステストラップ獲得は流石。レース後の振る舞いも爽やか。

サインツ 9点 (予選3位/決勝3位)
彼もやはり確かな実力者。予選ではQ1、Q2でトップタイムを記録。Q3でも好走を見せたが、惜しくも3番手。決勝でも派手さこそ少なめだが、スタートからチェッカーまで、全く不安を感じさせないレース運びで、表彰台へ。コツコツ高得点を稼ぐ、間違いの無さは、現役トップクラス。

今回は、3チームについて書かせていただきました。次回も同じく3チームで行こうかと思います!今週はレースが開催されず、寂しいところですが、振り返りでモチベーションキープと行きたいと思います。

ではまた!

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