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ペルソナ実例

ペルソナというのはデータをもとにして作った仮想の人物像のことを言います。
この時に活用するデータというのが、顧客の年齢や売り上げなどの定量データと、インタビューや観察の結果に代表される定性データである。
これまで人によって顧客像に対する認識がバラバラで曖昧だったものをペルソナとしてリアルに書き出すことで具体的に理解しやすくなり、顧客の気持ちを想像して顧客視点でものごとを考えることができるようになります。

これはよくある話ですが、思い込みの顧客像、誤った顧客像、人によって異なる顧客像を持っていては、どんなビジネスも成功はおぼつかないでしょう。

ここでペルソナの例を挙げておきます。
Shelpaさん
インド人女性
夫、子供(6歳)
設計事務所勤務
年収1.500.000INR(ルピー)約2,100,000円
特徴
良い妻、良い母として成功した女性になる
希望に溢れている

家族やゲストとの楽しい時間を共有する
・みんなで映画に夢中になれる
・家で音楽を蹴てダンスを楽しむ
・ゲストと話が弾む

子供が幸せになるための道筋をつくる
・子供の才能を見つけられる
・最適な教育手段、ツールを選べる
・子どもが心身ともに健康に育つ

カジノ管理がうまくできる
・自分でやりたい家事を選べる
・メイドがしっかりやくに立ってくれる
・家事以外の有意義な時間を持てる

「映画を観る時間が大好き、でも今一番大切なのは、息子の将来、今のうちにできることはなんでもしてあげたいの」
Shelpaさんは、設計事務所に勤める33歳の会社員、2LDKのマンションに、2つ年上の夫と6歳の息子と一緒に暮らしています。
インテイリアで大事にしているのは、家族が心地よく過ごせること、テレビの前には大きなソファーを置いて、ゆったり過ごせるようにしています。

音楽が好きなShelpaさんは、よく好きな曲をかけながらリビングのフロアーで息子とダンスを楽しんでいます。最近はもっと音響を良くしたいと思い、家電好きの夫に相談したところ、LGのスピーカーを設置してくれました。LGにしたのは
毎日広告でよう見かけるし、日本製品はなんとなく品質は良さそうだけど、具体的に何がいいのか情報がない割に高いので決め手がなかったのです。

晩御飯をたげてから寝るまでの時間は、ほぼ毎日、大好きなテレビ鑑賞です。「タタスカイ」という衛生多チャンネル位見られる環境にしています。Shelpaさんが特に好きなのは、ハリウッド映画で、夫はディスカバリーチャンネル、子供はドラえもん、家族が違うものを見たいときは子供はノートPCでアニメを見て、夫婦がテレビで見るなど工夫しています。
お友達や母親などが遊びに来ることも多く、リビングにはデジタルフォトフレームが置いてあり、ゲストを迎える前に、あわててデジカメから写真を取り込むこともよくあります。

家事全般はメイドを雇っているので、任せる部分と自分でする部分とを自分なりにバランスをとってこなしています。
例えば、近所のモールに行くことはレジャー感覚で楽しいことなので、月に1、2度家族で行った時に米などの食品も購入しますが、毎日の食事で使う野菜は、メイドに街角の小売店で買ってきてもらっています。
洗濯やアイロンは自分ではあまりしないので家電選びも夫がしました。

冷蔵庫の中にはミルクやスパイス、調理済みの料理を丸いタッパーに入れてたくさん保存しています。野菜室に野菜を保存する時には傷つかないようにスカーフを巻いたりビニールに入れていますが、すぐにダメになるのが難点です。
冷蔵庫はあまり大きいものは必要ありません。なぜなら食材はすぐにダメになるものという意識があり、そもそも長く保存するものではにと思っているからです。
また、料理に使う水には気を使っていて、浄水器を取付けています。
飲料水はピットルという金属の容器に保存したものを飲んでいます。
これが昔から伝わる方法で健康にいいからです。

料理は基本的にメイドに任せていますが、子供のお弁当だけは自分で作るようにしています。
Sheipaさん夫婦にとって、子供の健康や将来は特に重要な関心ごとであr、子供にとっていい未来が開かれるように今できることを精一杯してあげたいのです。将来良い大学に行き、息子が希望する職業に就けるための可能性を広げておくことが親の使命だと考え、そろそろ塾にも行かせた方がいいかなと思いますがまだ詳しく調べられていません。
Shelpaさんは、現状の生活に大きな不満を感じている訳ではありません。
これからも、お金やモノよりも、精神的な充実感や社会的な幸せを大事にできる人間であり続けたいと思っています。

いかがでしょうか。
まるで本当に実在するかのような人物像を描けています。
ここまで落とし込むことができればチーム内や外部関係者との話し合いの際やプロダクトの方向性や仕様を決めていく段階でより正確で意義のある判断を下せるようになります。

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