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🇸🇪Day 16: 旅の途中で出会った女性から学んだこと

スェーデンで過ごした2週間。
このったの2週間の間で、たくさんの新しい人との出会いがありました。

その中でも今でもはっきりと思い出せるくらい出会ったときの衝撃が強かったのが、スペイン人の女性、イオ。

環境活動家かつフェミニストとして、とても強い意思を持っているイオ。彼女とは、同じホストファミリーのもとでボランティア・共同生活をしていました。

イオとの生活で学んだこと
1. 食:フードマイレージを考えたショッピング
2. 洋服:綿素材の素晴らしさ
3. 生活:紙袋は破れない限り何度でも使える
4. 性:「女性らしさ」への問題提起

まず、イオのショッピングのこだわりは、「カーボンフットプリント」が低いものを選ぶこと。食材を選ぶ際にも「フードマイレージ」を考えることは大切。

「バナナは大好きだけど、フードマイレージが高いから買わない。もっと、ローカルに根ざした食材を買うことが大切だし、フレッシュで美味しい!」

イオは自分でも、環境に対する取り組みはとても厳しい態度をとっていると認めていました。

ヴィーガン料理のレシピ本・サイトにはバナナを使ったレシピがたくさん。
安くて、かつ、いつでもどこでも手に入るバナナ。私もバナナは大好きだし、日本でも朝バナナダイエット、バナナシェイクのお店がちょっとしたブームになり、バナナは私たちの生活の中でとても身近な食べ物です。

バナナだけでなく、日本人がこよなく愛するサーモンもノルウェーから輸入されたものが主流。

もし、イオのようにフードマイレージを考えた買い物を心がけるならば、諦めなければならない大好物がたくさん…。食の面において、環境問題に向き合いどれほど厳しい態度を取れるか、これは私にとってとても重要な課題となりそうです。


また、フェミミストとしてイオから学んだこと。それは「女性らしさ」への再定義です。

日本は、美容に関する広告がたくさん。
「夏だし脱毛に行かなきゃ!」
「ムダ毛処理していない女性はありえない」

そんな言葉を聞いたことはありませんか?

しかし、海外に来て思ったことは、イオだけでなく、みんな「腕毛・足毛・脇毛は自然そのもの!多くの女性が自分の自然の姿に自信を持っている」ということです。

さらに、イオがボラティア先で担当したプロジェクトはサウナプロジェクト。かなりの体力仕事のプロジェクトです。

ある日の出来事。

サウナプロジェクトを手伝っていたもう1人の男性の一言、「サウナプロジェクトは、『力仕事』だから、イオはガーデニングやってていいよ」

この一言が、イオに火をつけ激しい口論に。。。

「Don't generalize !!!!」

これがイオの口癖です。(印象深すぎて、この言葉が頭から離れない)

確かに、私は小柄だし肉体的の強さでは男性に負けますが、イオは身長が180センチ、体格もがしっりとしていて、とても逞しい女性です。

ただ「女性」の性別を持っているからと言って彼女に肉体仕事ができない、と言われたことが悔しかったようで、実際にサウナプリジェクトでは、もともとの頭の良さと持久力で男性のボランティアの人たちよりも何十倍も成果を残していました


まとめ

彼女とのひと時を通して、会話を通じてだけでなく彼女の背中を通して、環境問題への姿勢・女性であることの喜びと在り方への新しい考え方に出会うことができました。

自分のショッピングのへの姿勢をもう一度見直し、「女だから」と諦めてきた多くのことに再度チャレンして見ることが、今後の私の課題です!

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