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テスト勉強について

特に部活をしながらなど、勉強する時間が少ない人へ向けて、テスト勉強の仕方を書いてみます。

自分を振り返ると、テストや資格試験の成績は良かったので、どんな風にテスト対策をしたかをまとめていきます。
学生の時や社会人で時間がない中で資格対策をした経験がベースです。京大受験のときや、証券アナリスト・英検一級に合格した時も、この流れで勉強しました。

■前提

前提としては、テスト勉強なので、テストで点数を取ることが目的になります。
テストは問題に対して正確に答えることが重要なので、それに集中して勉強します。

■テスト勉強の仕方
- 教科書・参考書を読む(流し読み)
- 問題をとく
- 復習をする(間違えたところを中心に)

×オススメしないこと
- 問題を解かないで教科書やプリントを何回も読む(頭に残らない)
- まとめノートに時間をかける(問題を解くほうが優先)
- 問題を解いたあとの復習をしない(次も同じ間違いをする可能性が高い)

■教科書・参考書を読む(流し読み)

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テスト勉強をする時、つまり知識を頭に入れる時はインプットが必要です。その手段はいろいろあります。思いつくだけでも、
- 教科書・参考書(視覚)
- 授業(学校・YouTube等)(視覚&聴覚)
- 音声のみ(聴覚)
があります。

実際のところ、インプットは頭に残りづらいです。読書の場合、定着率は10%程度と言われています。
ここも割り切りです。「残りづらい」からこそ、問題を解く前のインプットは流し見くらいでいいかな、という感じです。

私は、特に本からのインプットが得意です。

本からのインプットは、
・分かっているところは、飛ばせる
・分からないところは、何度でも読める
・検索しながら読むと、周辺情報が入りやすい
がメリットです。

参考書等で学ぶ時は、
・頭の中で音読せずに読むスピードを上げる
・一度視覚情報として脳の中に入っているから、無駄にならないと強く信じる(ふとした時に思い出すかも)
という点を意識しています。

ただし、人それぞれ得意なインプットの方法があります。自分に合った方法があると考えて、試してみることがオススメです。

目線としては、
・インプットをしていて嫌じゃないか
・効率は悪くないか
というところです。

■問題を解く

インプットをした次は、問題を解いてアウトプットの練習です。
テストはインプットしたものを問題に合わせてどうアウトプットするか、という話なので、問題を解くことは重要です。ここは、マークシートでも記述でも同じです。
問題の解き方ですが、分からないところは悩みすぎないで、スピード重視でどんどん解いていきます。回転数を上げて、どこが分からないのか探すのが目的です。

問題を解く前のインプットが流し読み程度なので、正答率は悪いです。
目的としては、何ができないのかを見つけることなので、正答率は気にしないでどんどん進みます。

その中で
「ここが分かっていないんだな」
「ここの選択肢が悩んだ」
といったところをチェックします。

この段階で正解していたところは、勉強しなくていいところです。経験的には、一度正解したところは、そこの復習をしなくても9割程度大丈夫です。

間違えたところは、勉強しなければ次も間違うところです。
間違った問題を一つずつ潰し込んでいけば、いずれは成績が上がるはずと信じて、勉強を続けていきます。

■間違えたところを復習をする

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一番重要なのが、間違えたところの復習です。

復習が重要なのは、勉強のやる気・効率が上がりやすいからです。
まんべんなく勉強するよりも、
「ここが分からない→それを解決するために勉強する」
といった意識で勉強するほうが頭に入ります。

間違えたところは、何もしなければ次も間違います。その対策として、参考書、教科書や参考書を読んで正しい用語を覚えたり、時系列順に整理をしてみたり、解説を読んだりという形で勉強をします。

私の場合は、問題集の解説を読んで、蛍光ペンでマーカーを引いています。
解説でも分からないものは、ググってます。問題集の解説だけだと、全体感がわかりづらいので、GoogleやYouTubeを使って自分の中でわかったという納得感があるまで調べるようにしています。

テスト勉強としては問題に対して答えを出すことが一つのゴールなので、ここまでしなくてもいいかもしれません。ただ、問題に関連する情報を一通り見ておくことで、他の問題を解く時にも使えるかもしれませんので、全体感がわかる程度には調べていました。

教科書等を読んだりして勉強することが目的になりがちですが、ゴールはテスト成績を上げることです。
問題を解いて、復習で教科書等を読む時には、テスト成績を上げる手段として教科書を読んでいることが認識しやすくなります。

本腰を入れる勉強は復習のときです。

■まとめ

復習が終わったら、問題を解く作業に戻ります。

テストまでに、「問題を解く→復習」のサイクルを3回行うようにしていました。

流れとしては、
・インプット→問題を解く→復習
です。このサイクルを効率的に速く回すことを心がけています。

テスト勉強も、現状と目標(取りたい点数)を確認し、そのギャップを何とかして埋めていくプロセスです。スタンスとしては、トレーニングの向き合い方と近いです。

時間がないなかで、テストの成績を上げたい場合に、問題を解くことを軸にした勉強の仕方をぜひ試してみてください。

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