アイスコーヒーの美味しい淹れ方 2024年版
こんにちは、川野優馬です。
今日はドリップでつくるアイスコーヒーの淹れ方を紹介します。
アイスコーヒーのつくり方はいくつかあるのですが、今日紹介するのは、濃いコーヒーを氷に注いで急冷させるレシピです。飲みたいときに淹れたてですぐ楽しめるのが魅力です。
急冷ドリップのレシピ
レシピはこんな感じです。
手順を追って写真とともに紹介していきます。
豆量と挽き目
まず豆は20g。これはホットのドリップを淹れる時よりも多く使います。
濃いコーヒーを淹れて、氷で薄めて冷やされてちょうどいい濃さ、というレシピです。(ホットでは1杯分14-15g使う)
挽き目はホットのドリップよりも細かめ。細かめにすることで、少ないお湯でもちゃんとコーヒーの甘さが出てくれて、バランスのいい味になります。僕はいつもVaria VS3という電動ミルを使っていて、ホットでは10.5くらい、アイスでは8.1くらいの挽き目のしています。
挽き目は何番が正解かというのを暗記するよりかは、調整方法を知っておくのが便利です。
甘さが足りない、酸味だけ目立つという場合は、もっと成分を出した方がいいので細かく。
雑味が多い、透明感がない、喉に引っかかる、粉っぽいという時は成分の出過ぎなので粗く、
という調整だけできれば、どんなミルでもきっとうまく調整できるはずです。
ドリップ
ドリッパーはどんなものでも基本美味しくなります。
僕は最近は家ではカリタウェーブドリッパーを使っています。
お湯の抜けが安定していて、どんな豆でもブレにくく抽出ができる優秀なドリッパーで気に入っています。
まずはフィルターを載せて湯通しをします。フィルターにお湯をかけて、器具を温めつつ、紙のにおいや汚れを落とします。
そしてお湯は捨てます。
今まで僕はけっこう、サーバーに氷を入れて、そこにドリップするという形でアイスコーヒーを淹れていたのですが、最近は家では氷無しで濃いコーヒーを落として、後で氷の容器に入れて冷やす、というやり方にしています。
サーバーの温度や室温によっては氷が徐々に溶けてしまうことが気になって、そこを配慮する手間を省くために、氷は最後に入れてもいいと思います。
粉をセットして、90-91度くらいのお湯をケトルに用意します。
まずは粉全体にお湯をかけて30秒蒸らします。この時のお湯の量は45gくらいが目安です。
そして30秒経ったら90gまでお湯を、粉全体にかけていきます。
1:00のタイミングで120gまで、1:30のタイミングで150gまでお湯を注ぎます。
150gまで注ぎ切ったら、底の粉を平にしてあげるイメージで、軽くドリッパーを揺さぶって、落ちきりを待ちます。
落ちきりは注ぎ始めから数えて2:00~2:10くらいのタイミングのイメージです。
落ちきりが何分だと美味しくて、何分だと良くないってことはあまりなく、豆にもよると思うので、最終的には味を見て、上記で説明した感じの挽き目の調整をして味を整えてもらうのがいいと思います!
濃い少量のコーヒーができあがります。
氷で急冷
これを氷を入れた容器に入れて急冷していきます。
2つ容器を用意するのが面倒であれば、このサーバーの中に氷を直接入れてもいいと思います。(僕は氷を入れる時に跳ねたりするのが嫌なので、もう1つのガラスサーバーに氷を入れて、そこで急冷しています。
氷の量はここではそんなに多くなくても大丈夫。写真くらいの量かもう少し少なくてもOKです。氷が溶け切るくらいの量のイメージ。はかるとしたら60-80gくらいでしょうか。
そして氷が溶けて冷えたアイスコーヒーを飲む用のグラスにうつしていきます。この時の氷の量は自由でOK。完全にアイスコーヒーが冷え切っていたら氷無しで飲んでもいいし、たっぷりの氷でゆっくり飲んでもいいし。
こんな感じでアイスコーヒーができあがりです!
他のアイスコーヒーのレシピ
アイスコーヒーのつくり方としては、この急冷式以外に、水出し、ホットコーヒーを冷蔵庫で冷やすレシピもあるので一応貼っておきます!
水出しのレシピ
ホットを冷やすレシピ
ドリップの淹れ方は過去のこちらの記事も参考にしてみてください!
おすすめの器具も貼っておきます!
夏こそおいしいアイスコーヒーを楽しみましょう〜!!!
川野優馬
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