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行動力を上げる5つのコツ

行動力。

僕らが普段生きていて明確に人と差を感じることの多い能力の一つがこの行動力だと思う。成果を作る人は行動力があることが多いし、「いいな」「やってみたいな」と思っても一歩踏み出せずにいる人はとても多いんじゃないかと思う。

僕はコーヒー屋を大学生のころから8年やってきて、できるだけコーヒーに関わる新しい価値をつくろうと、新会社を作ったり新店舗を作ったりエチオピアに行ったりいろんなことをやってきたけど、一番居心地がいいのは家だし、お布団に入っていたいし、たぶん基本的には引きこもり体質なんだと思う。

そんな僕でもどうやって行動しているのか、どんな気持ちやきっかけで行動できてきたのか。もし行動力ということで悩んでいる人がいたら参考になるところがあればと思って今日は書いてみる。


1. 同じような人に会う

振り返ってみて、自分が行動できたと思う源泉は、同志のコミュニティや支えがあったおかげだと思う。僕の場合はバイト仲間で同じようにコーヒーを好きになり、一緒にコーヒー屋を回ったり、夜通しでラテアートの練習をしたり、海外のコーヒー屋まで一緒に行くくらい熱中できた仲間がいたからこそ、行動に拍車がかかったし、焙煎をしてみよう、店を作ってやろうと勢いづいたと思う。

新しいことをしたり、環境を変えたりすることは誰にとっても勇気が必要なこと。だからこそ、仲間がいると力になる。

同じような熱意を持っていたり、ビジョンがあったりする人と一緒になると、きっと盛り上がって、1人じゃできない一歩が踏み出せるはず。きっとみんなにもそんな経験があると思う。


どうやって同士に巡り合うか。

一番は、やりたいことや好きなことを口に出すことだと思う。

人は同じ興味を持っている人にこそ熱を出すと思うし、そもそもその人がどんなことが好きかわからない限りは同志にも同志だと気づかれない。

「最近こんなことが好きで〜」みたいに、普段の会話や自己紹介から、自分の興味を出していけば、きっと同じような仲間に巡り合う可能性は高まるはず。SNSでも同じく、興味を発信するから人が集まる。どんどんいろんな場所で自分の「好き」を出していくと、きっと良いコミュニティに恵まれていくはず。


もう1つは、ポジティブな環境に身を置くこと。もしくは、ポジティブな人に話すということ。

これはけっこう繊細で難しいことなのかもしれないが、「そんなのできるはずない」とか、「やめたほうがいい」とか、否定が多い環境だと、行動する意欲は生まれないし、仲間同士で盛り上がる熱も減ってしまう。

お互いの興味関心を認め合ってくれる環境、ポジティブなエネルギーに満ちた環境にいることも大事だと思う。そのためには自分自身がポジティブなエネルギーを発信すること。類は友を呼ぶというように、ポジティブな発信をする人のところに、ポジティブな人は集まるはず。

まずは自分の熱を伝えるところから。


2. 鼻息が荒いうちに決める

どんな人にも、「おもしろい!」「いいな!」「すごい!」と、感動したり興奮して鼻息が荒くなる瞬間はあると思う。その時こそ一番大切にしないといけない時間で、そんな興奮している時に勢いで決めてしまうのは最も決断や行動のブーストになると思う。

例えば旅行を決める瞬間を考えると、何もないところから冷静になって計画する人は少ないはずで、どちらかというと何かでその場所の魅力を見たり聞いたりして「いいな!」と興奮した勢いで、今度行ってみよう、と決めるんだと思う。

こんなふうにして、冷静な状態だと勇気が足りない行動は、フガフガと鼻息が荒い「フガフガタイム」を力にして加速させてしまうのがいいんじゃないかなと思う。自分の興奮を俯瞰して気づいて、これは力にして行こうって決めるような感じ。興奮しすぎて冷静さのない変な判断になってしまうことは気をつけつつ。。笑


3. 論理的に判断する

逆にあえて、論理的にどっちが得、どっちがプラスか判断するのも、行動を決める良い方法だとも思う。

例えば仕事だと、どの施策をするのがいいのか、どのサービスをつくるのがいいのか、のような意思決定で迷うことは、粒度の大小問わずたくさんある。でも結果は先に見えないことがほとんどで、論理的に考えると、出してみないとわからないという結論になることも多い。出して、人に届いて、評価を受けたりリアクションをもらったり、事実として可視化されることでそれが良かったのかが判断できる。そう考えると「とりあえずやってみよう」となることも多いし、その場合どれだけ早くやってみれるか、というスピードが大切になるはず。

これは自分の人生でも、好きなことに向けたチャレンジでも、どんなことでも当てはまることだと思う。最初から結果が確実なことなんてないし、わからないからこそやってみる価値がある。最初から全貌なんて見えない。


僕らの日常にもこうした、とりあえずやってみるおかげで判断できることは多い。例えば習い事の体験入会だって、服屋さんの試着だってそう。

やってみるからこそ、結果がわかる。逆に言うと、やらないと結果はわからない。だからこそ、とりあえずやってみよう、と足取りを軽くできたらいいなと思う。


こんなふうに、まずやってみることが合理的だって判断することは、ある意味、思考を適度にだらけるっていうことかもしれない。

考え続けてもたどり着かないってことに気づくってことはつまり思考をサボること。考えたって無駄なんだからやってみないとわからないって気づくっていうこと。

考えるのが好きな人や、考え込んでしまう人ほど行動できないことも多いんじゃないかなって思ったり。効率的な思考のサボり能力が行動力につながるのかもしれない。


4. 無

考えてもしょうがないからやってみようって吹っ切れる瞬間がどんな時にあるか、そして新しい閃きがどんな時に生まれるか。

僕は、スッと肩の力が抜ける時こそ気持ちよくポジティブな方向に吹っ切れるし、ぼーっとしている時こそ閃くなーって思う。


そんな「無」になれる時間ってものすごく貴重。

こんな考えあったな、これとこれ繋がるんだな、自分ってこれを気にしてるんだなって俯瞰的に認識する時間。

例えばお風呂に使っている時間、シャワーを浴びている時間、サウナ、散歩、寝る前の読書、コーヒー淹れてる時間とか。

頭を使わない「無」の時間を作ると、自分の考えや行動の整理ができるのかもって思う。情報の多い社会だからこそ、意図的に「無」をつくりたい。


5. 自分の指針を持つ

人生でこうしていくんだ、こうやって楽しむんだっていう行動指針を持つと、一気に行動しやすくなる。というか自分の行動に納得感と自信が持てると思う。

僕の場合は、すごい悩んだ時に、「人は生きるために生まれてきた、生きるとは経験することで、経験することを楽しまなくちゃ」っていう文章を読んではっとして、そうだよな、経験をしていこうってなった。

それから基本的にはどんなことも経験する方が人生にとってプラスだと思うようになったし、決断に億劫になる気持ちをどんな場面でもできる限り取り払って行動したいと思ってる。振り返ると、変わらない日常よりも、動いたりチャレンジした日々の方が結果はどうであれ充実して感じるし、自分にとってもプラスになっているはず。

そうすると無敵で、失敗も成功も関係なく、どうなっても全部自分の中では経験として大きなプラス。いろんなことをやってみたいと思えるし、新鮮な経験ほどやってみたいと思って、一歩踏み出す力がついた気がする。


そんな、自分の行動指針を持つことや、自分の人生のキーワードやテーマを見つけることや決めることも、行動力が強くなる理由になるんじゃないかなと思う。



みんなでたくさん行動していこう。
とりあえずやってみるは大事。


川野優馬



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