急冷式アイスコーヒーの淹れ方
こんにちは。暑い夏こそアイスコーヒーが最高に美味しいですね。
今日は家でドリップでつくる、「急冷式アイスコーヒー」の淹れ方を紹介します。
急冷式とは
ドリップしたコーヒーを受ける「サーバー」の中に氷を詰め、そこに通常より濃いコーヒーを落とし、氷で薄まってちょうどいい濃さになる、その名の通り急冷でつくるアイスコーヒーのことです。
すぐ冷えるので、飲みたい時につくってすぐ楽しめます。
水出しコーヒーに比べても、前日に仕込んでおく必要がない上、飲みたい分だけ都度作ればいいので、常に淹れたてでフレッシュな味わいが楽しめることがこの急冷式のアイスコーヒーの利点だと思います。
レシピ
淹れ方を順を追って紹介してきます。
まず粉について、お店で「アイスコーヒー用」でと粉挽きを注文する形でももちろん大丈夫です。
急冷式のアイスの場合、氷に落とすため、溶けて薄まる前提で濃く落とすことがポイントになります。
濃く落とすということは、いつもより少ないお湯で抽出するということ。コーヒーは抽出原理的に、お湯をたくさん通すほど成分が出やすくなるため、少しのお湯で淹れる場合は、特に甘さといった成分が十分に抽出されにくくなってしまいます。少ないお湯でもしっかり甘さや余韻まで出して、丸くバランスの良い味わいにするため、いつもより挽き目を細かくして成分が溶け出しやすい状態で淹れることが大事です。
挽き目の目安は、この後注ぎについても紹介しますが、1分半で注いでポタポタが落ち切るまで待って、2分半くらいで落ち切るくらいの細かさだと美味しいと思います。
お湯は、150g使います。
温度は91-93度くらい。常温のケトルにそのまま移せばOKです。
氷の量について。100gくらいは溶けるので、最低でも100gの氷は使いたいのですが、多い分には良いです。できるだけたっぷりの氷を使うことで、ぬるいコーヒーがサーバーの中に溜まることもなく、ちゃんと急冷されていきます。氷に余裕があれば、150gくらいの多めの氷を使えると理想です。
あとは1分半かけてゆっくり、150gのお湯を注ぐだけ。
スケールの上でドリップして時間を測りながら、下記のようなタイミングで注いでいくと、ブレも少なくバッチリ美味しくなります!
(1投目を注いですぐ、蒸らしの時にスプーンで粉を5回ほど混ぜると、甘さもしっかり出やすくなっておすすめです)
淹れ方は動画でも紹介してみました。注ぎ方などぜひ参考にしてみてください!(結構勢いよく注いで大丈夫なんです)
おすすめの器具
実際に僕が使っているドリップの器具、こちらに紹介します。スケールやサーバーなど、持ってないものがあれば、この道具と豆さえ揃えれば誰でも家でアイスコーヒーが作れます!
外に出るのが嫌なほど暑い日でも、家で最高に美味しいコーヒーが楽しめるんです!
この機会にコーヒーをしっかりはじめてみてはいかがでしょうか!!
川野優馬
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