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「窓辺の猫」第六十六回 13頭の猫たちの名前 

クラウドファンディング終了

 本日はクラウドファンディングの最終日。結果が出る前に書いているので、現時点で結果を知りませんが、おそらく目標額まで達成できていないのではないかと思います。
 とは言え、今年いっぱいは飼い主のいない猫たちの避妊手術を続けていこうと思っています。雄猫は急ぎませんが、特にメス猫。
 猫をリリースしてしまうと、TNRしてない猫を狙って捕獲するのは大変です。ましてや人慣れしてない野猫。9月から猫たちの避妊手術を再開していくつもりですが、もしかしたらこの記事が上がっている段階ではまだ1頭もできていないかもしれません。

※目標額達成しました。ありがとうございます。

猫たちを識別する

 今年は既に5頭の猫を避妊去勢手術しました。さらに、出産した母猫とその子猫2頭を避妊手術する予定です。今後オス猫たちに関して、クラウドファンディングの状況次第で予定は未定です。

 今年1年で8頭の猫を避妊去勢手術することになります。我が家で飼っている猫が2頭。その猫たちも、2020年と2022年に我が家に仲間入りしました。つまり、この4年の間に10頭の猫たちに関わってきたことになります。

 飼っている2頭については、父が名前をつけました。最初に拾った三毛猫が、あまりに弱って死にそうだったので、セミという名前になりました。その次が蝉にちなんでトンボ。
 父の考え方を踏襲して、私も今後ずっと虫の名前を猫達につけようと思っています。

トンボ猫。年齢分からず。とりあえず推定2歳過ぎということになっています。これで10歳超えていたとしたら、この目の美しさは異様だと思います。写真では分かりませんが、見方によっては深いグリーンになることがあります。
三毛猫のセミ。推定4歳。

 アブちゃんはもらわれて家猫になりました。ハチは避妊手術できておらず出産しました。チョウさんとカエルくんは、避妊去勢手術をしてリリースしています。
 チョウさんはアブとハチの他にその4ヶ月後にまた出産しています。それがシジミちゃんとアゲハちゃんです。

アゲハちゃん。
シジミちゃん。


 アゲハちゃんとシジミちゃんは避妊手術しており里親募集中です。里親募集を始めて2ヶ月になります。ワクチンも2回接種してます。
 できれば、この2頭の引き取り先が見つかった上で、次の猫の避妊手術をしたかったのですが、なかなかそううまいこといきませんね。

 さて、動物病院に避妊手術のために猫を連れて行くときには名前で登録しなければいけません。これは病院によるかもしれないです。
 なかなか写真に撮れませんが、ハチさんには2頭の子猫がいます。

※子猫は2頭ではなく3頭です。この記事を下書きした後わかりました。

捕獲後、出産が発覚したハチさん。

 白ベースにポイントカラーの入った猫2頭です。多分メスなんだろうなと思っています。
 名前を何にしようかと考えたときに、最初はスズメとミツにしようかと思いました。お母さんがハチさんなので、スズメバチとミツバチから名前を取ろうとしたのです。しかし、それだと、セミとシジミとミがつく名前ばかり増えてしまう。そのうち全部みーちゃんと呼びそうです。今、有力なのがホタルとヤンマです。

 3文字以上になると略しがちになります。2文字がいいんですが、2文字の虫が思いつかない。アリはあんまりかなと思いまして。そもそもアゲハちゃんのことも最近アゲとかおアゲと呼んでしまいます。トンボちゃんのことも最近はトンちゃんと呼びがちです。トンボ猫はしかし、トンボで自分の名前を覚えているので、ボまで言わないと反応しません。アゲハちゃんは名前をほとんど呼んでいないので、そもそも名前を覚えていません。シジミちゃんは、しーみじーみ、シジミ〜♪出汁に深みが出るもんね〜♪なんていい加減な鼻歌をしながら呼びかけています。

 ちなみに、ハチさん達家族が終わってオス猫の去勢にもしも着手できたら、ハチさんたちの兄弟らしき猫にはカゲロウとつけようと思っています。夏秋の昆虫を調べたら、ウスバカゲロウが出てきました。あまり姿を現さないので、カゲロウが似合うかなと思ってます。

 しかし、願わくば私が勝手につけた名前ではなく、家猫になってその家族に猫たちの正式な名前をつけてもらいたいです。

 それにしても、4年で10頭。何なら半年で8頭。猫の飼育崩壊が叫ばれる昨今ですが、そもそも何もしなかったら猫はどんどん増えていくということを大いに言いたいですね。私は猫を増やしているつもりはありません。むしろ不幸な猫を減らしたいのです。切実です。

猫たちのプロフィール

セミ

飼い主は掃除がへたくそなのに、セミ猫は綺麗好き。


2020年2月ごろ生まれ。性格は温厚。1人遊びも好きだが、世話焼き。体調を崩しやすい。他の猫といつまでも遊びたがる。無尽蔵の体力を持っている。飼い猫。

トンボ

毛繕いがいい加減で床で背中をゴシゴシやるのが好き。


警戒心が強く、全く外に興味がない。食いしん坊。後ろ足がちょっと弱い。前足が攻撃的。動きが荒っぽいので、他の猫たちからは追いかけっこ以外の遊びになかなか入れてもらえない。また自分だけ甘えたい猫。年齢は全くわからないが、動物病院で推定8ヶ月ぐらいと最初に言ってしまったので、2022年の1月ごろ生まれということになっている。飼い猫。

チョウ

家猫になってブラッシングしたら、この世のものと思えないくらい可愛くなりそう。


2回出産した長毛の猫。雑種か血統書の捨て猫かわからない。2023年の10月末と2024年の3月末ごろに出産。最初の出産の時はまだ生後7ヶ月位の子猫だったと思われる。おそらく2023年3月生まれ。自由気ままに、あちこち走り回っているが、子猫には非常に愛情深く、またオス猫のカエルくんととても仲良し。狭い場所がとにかく嫌い。キャリーが怖い。

カエル

家猫になったら、甘えん坊になる事は必至。


トンボ猫が家に現れたときに、姿を見かけていた。その頃は細かったので、まだ大人ではなかったと思われる。とすると、2022年の1月ごろ生まれ。メス猫にモテモテで、周辺の雄猫を追い払っている。子猫と遊ぶのが好きで子煩悩。目が悪い。キャリーを全く恐れない。

ハチ

怖がりで、寂しがりや。


チョウさんの娘。2023年10月末頃生まれ。非常に臆病で警戒心が強い。縄張りが狭く、いつも同じ場所にいる。母猫、父猫に過保護に育てられたため、愛情いっぱいに子育てしている。人間【私】に何度か捕獲されたため、人間を怖がっている。

アゲハ

とても順応性が高い。ある意味賢い。


2024年3月末ごろ生まれ。天真爛漫。とても柔順。スキンシップが好き。猫はみんな親切だと思っている。人間は怖い。ご飯は自分が1番真っ先に食べる。先輩たちはご飯を必ず譲ってくれると思っている。先輩のものは、自分のもの。兄弟のものは自分のものがモットー。しかし喧嘩はしたくないので、他の猫を攻撃はしない。痩せっぽち。

シジミ

常に周りの様子を伺っている。


全く外に興味がない臆病な性格。アゲハちゃんにご飯を取られがち。セミ猫先輩から代わりに譲ってもらう。自分から近づくのはいいが、近づかれるのは怖い。何にでも前脚でペシペシやる癖があり、最近は、セミ猫先輩から教育的指導を受けている。1匹でいるのも好きだが、他の猫が仲良くしていると羨ましくなって後から仲間に入れてもらおうとする。やせっぽち。

アブ

汚れていても、この愛らしさ。


2023年10月末頃生まれ。すぐにもらい手が決まった猫。見た目にとても美猫だった。顔立ちが整っていて仕草が控えめで、全てにおいて可憐な猫。外で暮らしていた猫らしく、臆病な面はあったものの、父猫のカエル君に似た優しさの持ち主だった。

ホタル

まだ何もわかりません。

2024年7月初頭の七夕ごろ生まれたと思われる。一番顔を見せる。

ヤンマ

こちらも何もわかりません。

2024年7月初頭の七夕ごろ生まれたと思われる。二番目に顔を見せる。

ギン、あるいはアカネ

下書きしたあと3頭いる事がわかりました。
多分この猫が3頭目?

もしかしたら、一頭くらいはオスかもしれません。オスなら蜻蛉のギンヤンマからとってギン、メスなら赤蜻蛉のアキアカネやナツアカネからとってアカネにします。

カゲロウ

右がカエル、左の黒みが濃いのがカゲロウ。

 片耳折れ。時折姿を現しては、カエルくんに追い出される。輪郭はカエルくんに毛並みチョウさんにも似て半長毛である事から、アブとハチと同時期に生まれた兄弟と思われる。とすると2023年10月頃生まれ。体格からおそらくオス。

ゲンゴロウ

 おそらく周辺にもう1頭兄弟かは分かりませんが、黒猫の長毛がいます。体格が良いのでそれもオスだと思います。そちらは捕獲できたら、名前はゲンゴロウにします。

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