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ヘロヘロ人間のポンコツ栗料理

私にとってあと10年は大切です。
なぜなら、10年後に母が80歳を迎えるからです。
今年喜寿を迎えた母は、既に障害者3級です。身長155㎝、体重37キロ。
ふらふらしながら生きています。

私は身長150㎝の47キロ。母より小柄で10キロ重く、痩せてはいません。しかし、栄養状態はあまりよくありません。胃腸がポンコツだからです。

常に栄養が足りていない、ヘロヘロ母娘おやこです。

あと10年を生きるためのレシピを考える

栄養不良の人間は脱水症を起こしやすいです。なぜなら、腎臓が悪くなるからです。

幸い、私はまだ腎臓が悪くありませんが、母は副腎を手術しています。直接の栄養不良との関係はないのかもしれません(医者じゃないのでよくわからない)。

しかし、顔色がよくないのでどっか病気なんだろうなと思っていましたし、それが腎臓でも不思議ではなく、今もどこか悪いんじゃないだろうかと思っています。

とはいえ、母も70歳まで生きました。
母が余命宣告を受けたのは40代でしたから、家族の誰もここまで生きるとは思っていませんでした。60歳でもう一度癌になるまで母はよく働いたと思います。
私には出来ません。

五臓の腎を養う五味の鹹(かん)

私はここ数年ハーブについて興味がわき、たまに薬草についての本を読みます。その中に陰陽五行の説明がでてきます。
中国の医食同源の考え方には、「犯された場所に応じて食物で治療せよ」というものがあります。
このごく自然な考えの中心にあるのが、陰陽五行なのです。陰陽五行は平たくいえば、"バランスが取れていると健康に生きられる"というものです。
つまり、足りないものがないようにしなさいということだと私は解釈しています。

栄養が足りないなら、ギリギリ足りるようにすれば良いでしょう。食事も過ぎたら毒ですが、バランスの良い食事は健康を作ります。

既に健康でない人間が言っても説得力がないでしょう。しかし、こう前向きに考えないと食事が楽しくなくなります。

五行によれば、腎に良い食べ物があります。

五味・・・鹹(塩分)
五菜・・・大豆
五穀・・・大豆
五果・・・栗
五畜・・・豚

秋といえば、栗ですね。栗といえば、腎に良い食材です。ということは、秋は腎臓を労わる季節ということです。

栗の皮剥きは楽しくない!

栗の皮を剥いてます。大して食べないくせに、父が拾ってくるのです。

小さい栗の方が美味しいのに大きい品種の栗ばかり庭から拾ってきます🌰
渋皮あり🍂
私は渋皮なしで剥きました❗️母は手早くありで🌰

栗の皮剥きをした後、肩も肘も腰も痛く、ついでに頭痛までしました。
母が洗って水につけて、冷凍して、圧力鍋で茹でて皮を剥きやすくしてくれました。それでも疲れました。

ところが。
人間痛みには慣れるもので、この記事を下書きした日眠れず、深夜1時から栗の殻剥きをしてしまいました。運命と言うのはイタズラなもので、そして夜が明けると、ルーターが壊れ、一日ネットがつながらない状態になり、することがなく、やはり栗の殻むきを継続したり、マクラメ編みをやったりしました。人間はネットがないと、それはそれで充実して過ごそうとするものなんですね。
ネットがつながらない状態が、日を跨いだので、風呂掃除を私にしては入念にやったり、生姜を掘ってガリを作ったり煮物を作ったりもしました。
疲労困憊です。しかし、こんな日もたまには悪くはありません。

鍋で茹で蒸すこと一日3回。
1回でこれだけの残骸が。

#秋の旬食材レシピ

栗といえば、栗ごはんに栗きんとん。
しかし、作っても誰も食べません。
拾ってきた張本人は食べなさいよ!と思います。

仕方ないから、別のレシピを探すしかありません。

パウンドケーキは嚥下障害の母も少し食べられます。栗の洋菓子は最強です。

最近早起き(朝3時4時)で、朝料理します。しかし、脳がしっかり起きてないのかやる気が中途半端。栗を潰すのが面倒で生地に混ぜず、型に置いただけ。計量もしませんでした。
いい加減に作った割によく焼けました。クリームチーズをほんの少し使いました
断面も悪くないです。

身体が怠いのは腎臓機能の衰えでしょうか。まだ30代なんですが、乾燥の季節でもあり、水分不足は否めません。

腎機能に良い食材をまとめて摂れるレシピを探したら、YouTubeにたくさんありました。豚肉と栗は相性が良いようです。
よく見てる三國シェフの動画には栗のレシピが豊富です。

プルーンがなかったので、干し葡萄で代用しました。また、出来心で庭のハーブをどっさりいれてしまいました。

我が家の栗とハーブをどっさり。
奥の野菜とハーブの味噌炒めは失敗しました。なんだかいくら炒めてもピーマンがシャキシャキで。ハーブには野菜をシャキッとさせる効果でもあるのでしょうか?
栗ごはんも炊きました♪
栗だらけ🌰栗は栄養豊富な分、カロリー爆弾のようです。ネットには1日10粒が目安という記事がありました。栗ごはんを作った日は、10粒食べたと思います。ギリギリセーフ。皮は30粒は剥きました。毎日手が痛いです😣
2日がかりで栗剥きをした日は、合間に生姜を掘ったり料理もたくさんしました。朝1時に起きて、24時に寝れば、1日は23時間。翌日、5時前に起きれば、やっぱり1日が20時間。時間はたっぷりあったわけです。
合間に買い物にも行き、イチジクや梨を買ってきました。新興梨が好きです。イチジクはめんどくさくて、玉子焼き用のフライパンで煮詰めました。
圧力鍋で栗を茹でるついでに、サツマイモをのせてみたら破裂しました。
サツマイモと栗を粗くつぶしました。
栗剥く合間に新生姜でガリを作る合間に生姜の煮汁がもったいなくて、ジンジャーエールを作り、その中にイチジクの砂糖煮を放り込みました。
潰れない我が家の栗は美味しくありません。他のものでコーティングしようと、いろいろ料理を試しています。しかし、いかんせん料理を作る人間の腕が良くありません。
冷蔵庫にあったキノコと余っている我が家の家庭菜園の茄子をマッシュした栗とサツマイモ🌰🍠の上に乗せました。その前に、バターと黒胡椒で炒めています。
アパレイユ(卵液)には、卵と生クリームと牛乳と困った時のクリームチーズを使いました。クリームチーズは途中でめんどくさくなって、しっかり混ぜ米ませんでした。
オーブンの中の様子を見ながら50分焼きました!
エンゲ障害のある母には、具なしです。
オーブンが空かないので、母の分は魚焼き器で焼きました。
失敗😔母が食べられると言ってくれたのでよかったです。ポソポソしていると母は飲み込めないのです。
土台なしキッシュです。冷凍パイシートが我が家にはたくさんあるのですが、栗とサツマイモを土台に使うからいらないかと使いませんでした。
土台がないので、崩壊。味はぷるんぷるんでおいしかったです。サツマイモと栗をドライにするなら、小麦粉を混ぜたり、もっと工夫しなければなりませんでした。
母が作った栗の甘露煮🌰
父が大根の葉っぱをしてたくさん収穫してきたので、ひたすら刻んで炒めました。一日が長くてネットも繋がらず暇だったんですね。暇だったのに疲労困憊。ネットがつながらないとスマホの回線だけでは、ブログも本も大して読めません。

朝はハーブを摘みたくなります。しかし、摘んだハーブをどうするかいつも決めないままで流しに放置して捨てることもしばしば。

三國シェフのレシピはさすがに失敗知らずのおいしさでした。白ワインで蒸すと食材ってこんなに優しい味になるのですね。
ハーブはやり過ぎでした。モヒートミントを茎ごと入れたので噛みきれず、何よりミント臭い・・・。

千日紅を浮かべたフローラルな白湯で口の中の草臭さを洗いました。白湯なんて滅多に飲みませんが、良いですね。
身体が温まりました。

日中もだいぶ涼しくなりました。朝は肌寒いくらいです。

今年は暖かくて九州の紅葉の見頃は12月上旬になる予報です。
しかし、そろそろ霜が降りて暖房の出番が来そうです。

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