見出し画像

朝ごはん part.116,117

母の作るものは見た目が綺麗だ。飾り付けにはこだわらないが、凝り性で一時が万事やることが丁寧なのである。見出し画像は母が作った豆腐のグラタンである。ネットでレシピを見て工程を間違わずに焼き色も綺麗だ。

ただ、ちょっと固い。滑らかでなくて、固かったねと母自身が言っていたのだが、なぜ作る時に食べられる固さにしないのかともやもやしてしまう。

生クリームを足したり、網でこしたりすればよかったのではないか。

私より料理の腕前は確かな母に文句をつけることはよくないと分かっている。自分だって、母以上に失敗するではないか。

明らかに朝ごはんの分量でない。わざわざ朝7時前に準備して作った。父用の朝食。庭作業から帰ってきた父に、朝ごはんはもう食べたと言われてしまった。しかもパスタソースがしょっぱかったようである。鱈のムニエル?は下味をつけて小麦粉をまぶしてオリーブオイルで焼いただけ。これがなぜか一番美味しかった。ブロッコリーと卵のサンドウィッチはまあまあだった。コーヒーはスタバブレンドである。
自分用の朝食というより、3食分である。なぜ、こんなに朝からたくさん作ったのか分からない。父がたくさん食べるだろうと思ったのか。さらに自分用は父より一品多く、クノールの栗南瓜のスープをお湯に溶かして作ってしまった。パスタのソースは電気圧力鍋で鶏ももと市販のソースとトマト缶で作ったものだ。レシピより鶏肉が少なかったためか、圧力鍋で煮詰まったのかしょっぱくなった。鶏肉だけ柔らかくほろほろで美味しかった。シイタケが少しと玉ねぎも入っている。玉ねぎは原型を留めていない。わざわざフライパンで焼いた玉子サンドの見た目はまあまあではないか。結局スープは翌日までかけても飲み切れなかった。
本来の朝ごはんの分量。
本来の昼ご飯の分量。
夜ご飯にはいろいろ足りない。ここにパンとスープが必要である。玉子サンドの具材がタルタルな感じになって美味しかった。マヨネーズと黒コショウを混ぜている。

一体全体なんでこんなに作りすぎてしまったのだろうか。一人分と思っていたパスタ麺の量が二人分だったことがまず誤算で、平打ちはさらにちょっと胃に重たかった。

サンドウィッチは前日の夜から朝食で作ろうと決めていて、パスタをゆでる間に何も考えずに作ってしまった。冷蔵庫を見たら鱈があって消費期限ぎりぎりだったから使ってしまわなければならないと思った。

朝食に私の計画性のなさが表れている。これが朝でも昼でも夜ご飯でも多すぎる。

私にとって理想的な一人分の食事の量というものを見つけたい。

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