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私は注射の針が入りにくいけど上には上がいるという話

【映画の感想】

ゴーストバスターズをアマゾンプライムでみました。何だか前にも感想を書いた気がしますが、改めて見るとまた内容を忘れていたから新鮮です。

エディー・マーフィー出ていたんですね。3人組のような気がしてました。結構な途中から唐突に登場しました。それも味ですね。なんだか真面目に見えてひょうきんで愛すべきキャラでした。エディーさんのドリトル先生の映画が大好きだったんですよ。再放送の度に見ていました。

あれもハチャメチャでしたが、ゴーストバスターズは本当に良い意味で破天荒が過ぎるなと思いました。「ゴーストバスターズ2」ではエディーさんが出てこないのですが、主人公とくっつくと思っていた女性が他の男性の子どもを産んでシングルマザーになっているんです。

え?

ゴーストバスターズはみんな独身貴族で社会からのはみ出し者でなければならないという脚本家のこだわりでしょうか。でも、そのシングルマザーがヒロイン?で、前回女性の隣人だったちょっと変わった男性が弁護士役をしているんです。前作が好きだった人にとっては、何でもありなんだなと呆れるより映画を作った人を称賛する展開です。マシュマロマンの代わりに可愛い赤ちゃんが癒してくれます。

ネタバレになりますが(どのみちゴーストバスターズを見たことないけど興味あると言う30代以上の方は少ないと思います)、最後の方に出てくるマシュマロマンが可愛かったです。

シンプルな白いお化け禁止のロゴがまた可愛いんですよね。あのロゴのトートバッグが売られたら、買いたくなってしまうかもしれません。

30年前は外国映画も今より残酷な描写が少なかったんだなと思います。映画を見て可愛くて楽しかった思い出ばかり残っています。ホームアローンとかベートーヴェンとかコメディが流行った時代だったんですかね。また、そういう時代が来て欲しいです。

世間からちょっとはみ出し者の人たちが世間を騒がせたり救ったり、真面目なふ人が振り回されたり、ちょっとした不幸に笑ってしまいます。大きな不幸ではなく、小さな不幸です、あくまで。

書いてみようかなと思っちゃいますね。もちろん、自分しか読まなくても、なんか書いていて自分が楽しくなるだけでも良いですよね。でも、私って性格暗いので、おはなしもたいてい暗くなるんですよね。

【コメディーみたいな注射の話】

「まだ30代でしょ?注射が入らないなんてはったりだ」

まるでお化けなんてないさ!みたいなことを言ってくる人はいませんが、私は20代から注射がちょっと入りにくい性質でした。多分、見えていても細いんですよね。

持病で入院した時には、経口の食事をしてはいけなかったので、首から栄養のための点滴を入れました。その時の注射がちょっと思い出深いですね。

顔に布はかけられていましたが、部分麻酔だから先生の声は聞こえたのです。

「高齢者なの。この管入らないなら他にないな」

「まだ若い女性ですよ。30歳です」

みたいなことを先生たちが話していました。多分一人で作業?していたんですが、別室の先生を呼んできたんですよね。太いのじゃないと栄養が足りないということだったのかどうなのか、男性の医師二人だったのですが、チャン付けでお互いを呼んでいたのが微笑ましかったです。ドラマの中のお医者さんみたいでした。ただ、現状は微笑ましいものでもなくて、術式の担当の先生は2時間格闘したあげく、細い管一本に落ち着いたみたいです。結果手術前の私の栄養状態は良かったので、特に問題はありませんでした。

30歳で手術を受けて、その後1度だけイレウス(腸閉塞)を起こして入院したことがあります。手術は母が咽頭がんの手術をした2年後の秋でした。

イレウスを起こしたのは年末の時期で、食事にペラペラの紙のクリスマスカードがついていました。入院中って暇ですから、そういうちょっとした心遣いも嬉しくて印象に残るんですよ。

ただ、入院することになった時に口から通した管は太くて痛かったです。恐怖心からかもしれませんが、鼻から通らない太さだったといえばわかりますか?それをいれたまま数日以上過ごしました。入院中食事をもらうってことは、私の場合は退院前ということになります。

イレウスでお腹が痛くて駆け込んだ時に、同意書がどうとか記入するのも大変です。途中で横になることができましたが、胃液をげえげえ吐いてジタバタ。その時の注射が本当に気の毒でした。

ベテランの看護師さんみたいだったんですけど、プシュッと血が噴水みたいに噴き出したんですよ。しかも2回も。腕から血が出ただけですが、結構周りは血だらけです。その後も何回かやって、やっと点滴が入りました。それで痛みは楽になったんですが、その後嘘みたいに太い管を口から入れたので、苦しくて痛くて忘れられませんね。手術後の高熱より印象深いです。しかも麻酔しては入れられないといわれるし、そのまま抜かないし。こんな苦しいなら拒否したかったと思いました。でも、その時は何もわかってなかったので、今度やるときはもっと怖いでしょうね、やだなあ。

その後からは、検査で太い針を入れる時なんかは、「注射が入りにくいですか」と聞かれたら、「入りにくいです」と答えるようになりました。実際入院した時には、私よりも入らない人がいて、注射の針の痕が腕にいっぱいある人もいるのですが、「まあ、若いから入るだろ」と油断して入らなかったら医療従事者の人も気の毒です。私の母は私よりもっと入らなくて、入院した後などはやはり注射針の痕だらけになるんですが、「母よりも入ります」とか言っても医療従事者の方にはなんのこっちゃって話です。

そうして答えると、研修医の方?かはベテランの人に代わってくださるので、入るところにぶすっとやってもらえます。母の場合はベテランのお医者さんも1回では無理だったみたいですが。

私にとって実体験からコメディになりそうなのは、その注射の話くらいですか。ちょっと脚色すればどうにかなりそうな、才能がある人なら。

自分の仕事の経験が大した話になりそうにないのは、お恥ずかしいですね。

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