僕×アナリストとしての活動 その1

皆さんこんにちは

本格的に部活動が再開し、先週からは部員約30名全員で二時間程度の練習を行うことが出来るようになりました。

今週の土曜日には紅白戦を行い、9月中旬ごろの行われる予定である東海リーグのトーナメント戦のメンバーアピールの場となるため、全員が燃えているはずです。。。

僕個人としては選手として試合に出場することを目指すのはもちろんなのですが、選手兼アナリストとして活動させてもらっているため、相手チームの研究をしたり、また、自チームの課題や弱点などを分析して、少しでもチームに還元できるような働きが出来ればなと思っています。

そこで今回は僕がどうしてアナリストになったのかという経緯やどんなことをしているのか、また、僕の目標などについて書いてみようかなと思うので、よろしければ最後まで読んでみてください!

アナリストになった経緯

アナリストという言葉はハンドボール界においては、ここ数年でとても有名になってきたようなイメージがあります。

僕自身がアナリストになったのも昨年の10月くらいのことで、監督の船木さんがチームに何か新しい刺激をということで、SPLYZAという分析アプリ会社の人から直接話をしていただけるという機会を設けたので、興味はないかということで、呼んでいただいたことがきっかけです。

もともと、アナリストになりたくてなったわけではなく、このようなきっかけから、活動していくうちにハンドボールというものをこのような見方で見るのは、自分に合っているのではとおもうようになり、今ではアナリストという役職に愛着というかやりがいを感じています。

僕がアナリストとして行っていること

僕がアナリストとして行っていることは主に2つです。

①相手チーム・自チームの分析
②戦術の紹介・導入

①相手チーム・自チームの分析

この仕事に関してはTHEアナリストという感じがする仕事なのではないかと思います。

自チームの分析に関しては、練習の際のセット練習をビデオで撮り、そのビデオにタグ付けをすることでその日の決定率が高かったシュートの種類、失点している場所、ミス率などを出し、チーム全員が見られるようにすること。また、各人のタグをつけることが出来るため、セットプレーにおける自分のプレーだけを簡単に見直しことが出来るといったようなシステムを導入しています。

相手チームの分析に関しては、相手チームの試合動画をとり、タグ付けをすることで相手の得点源、失点が多い場所、シュートの種類などをデータで示すことで、監督やほかの選手とは少し違う角度で相手チームの対策をします。

僕個人としてハンドボールの知識が十分なわけではないので、分析に関しては、ほかの部員たちに相談しながら、協力して行っています。


②戦術の紹介・導入

この仕事に関しては、まだまだ始めたばかりなのですが、今後このような形でチームにいい影響を与えられたらなと思っています。

特に中京大学ではDFにこそきちんとした伝統的なルールがありますが、OFに関してはそこまで洗練された戦術がないため、チームにフィットしそうな戦術などの紹介を映像を用いながら紹介することで今までよりもより、攻撃力を上げていくことが出来るのではないかと考えています。

また、コロナ下に入学した1年生に対して中京大学のDFとはというテーマで、映像+プレゼンテーションという形で、DFの約束事をまとめたような資料も作成しました。僕が作ったプレゼンテーションがチームのDFの基盤となり、今後何年も受け継いでいかれるということで監督と何度も打ち合わせをし、とても時間をかけて、プレゼンづくりをしたことはやりがいがありましたし、いい勉強になりました。

また、最近では2019世界選手権優勝国デンマークから分析する右利きRBの戦術というOF戦術をチームに紹介する予定です。

この戦術についてはまた後日まとめてみようかなと思っているのでご意見いただきたいです。

これからの目標

アナリストとしては、主に上記した仕事を行いながら選手として活動しています。

その中で、僕には目標がいくつかありますが、その中でも特に達成したい大きな目標が1つあります。

インカレの舞台でアナリストとして名前を呼ばれること

中京大学は近年では、2013年にインカレ準優勝2015年に西日本インカレ優勝、という実績がありますが、ここ数年インカレ、東海リーグにおいて、目立ったいい成績を残せていません。

選手個人を見ると、関東のチームにも劣らないようなスキルを持っている選手が多いのではないかと思っています。

実際、昨年のインカレ優勝チームである、筑波大学にも昨年の3月の中京合宿では勝利するといった試合もありました。

二年前のインカレでは、日本体育大学に3点差負け。昨年のインカレでは早稲田大学に3点差負けどちらも残り五分までは同点と最後まで勝敗がわからないような試合が出来るほどの実力は毎年持ち合わせており、今年もそれ同等かそれ以上の実力があるチームなのではないかと考えています。

そんなあと一歩のチームに僕がアナリストとして、あと一歩を付与できるような存在になりたいと思っています。

冒頭でも述べたようにハンドボール界においてアナリストというのはまだまだ新しい存在なのですが、今季からベンチに電子機器の持ち込みが可能になったことから、よりアナリストという存在が大きくなってくるのではないかと思います。

その中で、僕のように大した実績も技量もない学生が学生アナリストとしてインカレという大舞台でアナリストとして名前を呼ばれることで、ハンドボールへの新たなかかわり方というのをより多くの人に知ってもらうことが出来るのではないかと思っています。(選手としてももちろん頑張ります。)

まだまだ、アナリストとして未熟者ですが、様々なことを学びながら成長していきたいと考えています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!



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