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2024 Zeek vs Gosei

こんにちは~三石です。
2月に入り、修士論文も無事提出し、合格をいただくことができ、少し落ち着いたタイミングで久しぶりにゆっくりとJHLをみることができるようになってきています。

そんな中、昨日は、令和の名勝負と実況で謳われる程の注目カード

ジークスター東京VS豊田合成

について久しぶりにゆっくりと観戦することができたので、個人的な感想をつらつら書いていこうかなと思いますので、お時間許す方はご一読いただければ幸いです。

前半

前半は、ややジークペースな展開で試合が進んでいく。

合成の両2枚目の機動力・運動量を逆手にとり、CB(東江選手)を起点として、2枚目の裏のスペースへの攻撃が機能し、得点または、退場をさせていくことで、序盤はジーク有意な試合展開であったように感じました。

これは、個人的な考えですが

ハンドボールは、バスケットボールのように24秒バイオレーションがあるわけではありませんが、基本的には1つのセットOFは、30秒くらいが目安となる時間になるのかなと思っています。

なので、2往復程度の攻防となり、数的有利なチームとしては2-0でその2分間を専攻したい。というのが2分間退場によって数的有利な状況の理想なのではないでしょうか。

しかし昨日の試合では、退場者を出し、数的不利にはなっているものの合成は、7番(ヨアン)9番(チャオ)の個人技を中心にしっかりとフィニッシュをして、OFを終えていたと感じました。

数的不利な状況において、人数が少ないチームはGKを下げ、CPを6人にする手段をとることが、もはや当たり前となってきていますが、これはもちろんリスクも大きく、ミスなどで攻守が入れ替わるのであれば、一瞬にして相手に得点を許してしまう確率が高くなってしまいます。(当たり前ですが)

しかし、昨日の合成ようにフィニッシュで終わり切る。ということができると瞬間的な失点を避けることができ、数的不利な状況ではあるものの、再度、相手にセットOFを強いることによって、失点を防げるフェーズへというようなイメージ。

このように1試合を通して我慢強く、相手に楽に得点をさせない。負荷をかけ続けるということをチームとして、実行していくということが非常に重要かなと感じました。

また、前半の中盤あたりで感じたのは、合成の外国人両バックと日本人両バックの使い分けについてでした。

LB→CB→RBの順で(敬称略)
ヨアン→古谷さん→チャオ(ディスタンス主体?)
水町→田中→原田(2:2、カットイン主体?)

この2パターンに対して、対策をしていかなければならないのも相手目線で見ると非常に厄介だなとも感じます。( )内は、あくまで大まかなイメージ

JHLの規定?で外国人選手が同時にコートに入れるのは2名までの関係で、水町→田中→原田のBP陣の際には、PVにディエゴが入ることが入ることが多く、特に昨日の試合では、試合終盤にディエゴと原田さんのコンビが勝敗を分けたように個人的には感じました。

とはいえ、前半の序盤ジーク優勢、前半の終盤合成優勢の前半は、16-16の同点で折り返し、2チームの強みが出るような前半で見ていて、一瞬で前半が終わってしまったなというのが感想です。

後半

後半も中盤あたりまでは、前半と似ているイメージ

ジークが退場で、数的有利な状況に持ち込むものの、合成がしっかりとOFで決め切るので、流れがジークに傾きそうで中々、偏らないという状況が約15分間続きます。

試合が動いたのは、後半17分過ぎ

両GKのビックセーブが続く中、ディエゴの2枚目DFへのアウトブロックによってできたスペースに原田選手がカットインしてゴールという場面から合成の3連続得点

その後、タイムアウトから速攻などで4連続得点し、ジークがリードするもの、再度、ディエゴ、原田選手の得点で合成リード

最後の最後は、パッシブフリースロー時のヨアンのスーパーシュートでゲームセット

令和の名勝負は、豊田合成が2点差で勝利するという結果になりました。

代表選手、代表経験者、世界基準の選手等非常にレベルの高い2チームの対戦はシンプルに見ていて楽しかったですし、このような試合がもっともっとJHL全体に広がっていくと面白いなと感じました。(1ファン意見です)

☆試合後

試合後には、ジークスター東京の小室選手の引退セレモニー

実は、小室選手

ジークスター東京に所属する選手でもありながら、スポーツ心理学を専攻する大学院生でもあり、学年的には同級生といった個人的に不思議な縁があります。

僕が代表戦を見始めたころには、日本代表に定着していた選手が、大学院の同級生となり、そして引退後は指導の道に進まれるということで、今後も何かしらでご縁が深まればいいなと感じています。

また、セレモニー内の同年代の選手たちからのメッセージも感動的でした。

自分自身は、トッププレーヤーではないですが、同年代で指導に関わっている仲間が多く、その仲間たちの頑張りに負けないようにというのが1つのモチベーションでもあるので、自分自身も誰かのモチベーションの1つになれるように、まだまだ頑張っていきたいなと思っています。

といった1個人的感想でした~

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