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僕×外部コーチ in名古屋市立桜台高校


お久しぶりです!
12月初めに、日本選手権を終え、ようやくひと段落と思いきや、外部コーチ、家庭教師の教え子の受験が直前に迫っているということもあり、なかなかゆったりとする時間を持てていませんでしたが、1/31に4年間お世話になったアパートを退去し、実家の方で、少しのんびりできている今日この頃です。

また、大学院に向けて、今の時期は知識を学び、アウトプットしていくことを頑張ろうと思うので、更新頻度も恐らく高くなっていく(はず。)です。

ということで、今回はその第一弾として、僕が大学3年生になる頃から外部コーチとして関わらせていただいた、桜台高校での指導をもとに僕自身が経験し感じたことなどをまとめていきたいと思います。

僕自身も、初めてのコーチという役職であり、まだまだ未熟な部分もありますが、一意見として参考になったり、共感していただけると幸いです。
また、皆様の意見などもお聞きしたいので、よければお聞かせください!

桜台高校へ行くようになったきっかけ

まず、僕自身が桜台高校に伺うようになったきっかけは、2020年の1月ごろに桜台高校に名古屋市から、外部指導者を呼ぶことができる制度の対象になったことから、愛知県内の大学の中でも、特に一昔前には、桜台出身者が多かった中京大学にお願いの連絡があり、大学の部内で、やりたい人を募集している状況でした。

僕自身も、指導には興味があったものの、その時期の僕自身は、アナリストを初めて1ヶ月、選手としても新チームが始まってこれから春リーグやその前の合宿などに向けて今季こそ試合に出たい!という思いというか今思えば言い訳のような気持ちもあり、「やりたいです!」と立候補することはできませんでした。
(恐らくその頃は、選手としてはもちろんアナリストとしても未熟中の未熟であったので、自分なんかが指導に行って何を教えられるんだろうと考えていたんだと思います)

しかし、後日、大学の監督の方から、連絡があり、
いろいろと2人で話し合った中で、監督に
「お前になら、安心して任せられる」と行っていただけた事が自分の中で自信にもなったし、しっかりと背中を押してもらい、桜台高校の外部コーチを引き受けることが決まりました。

実際に高校生の練習をを始めて見てみて

その後コロナウイルスが流行りだすなど事態があり、結局初めて訪れることができたのは、10ヶ月程度先になってしまい、僕自身ももうすぐに最上級生になるという状況でした。

しかし、その10ヶ月の間にもkocsのメンバーの方々や、中京卒のアナリストの先輩方と交流をしたり、ゼミでお世話になった先生のもとで、いろいろと勉強していく中で、今までよりも、より真剣にハンドボールにも自分自身にも向き合うことができたことで、自分にも少し自信が持てるようになったし、自分が学んだことを伝えて生きたいとも考えるようになっていきました。

そんな中、期待半分、不安半分で訪れた初めの練習では、緊張でなかなか生徒の前で流暢に話すことができなかったことを今でも鮮明に覚えています笑

僕自身は、今でこそ少し自信がつきましたが、元々万人としっかりとコミュニケーションを取れるようなタイプではなかったし、その当時も外部指導をするにあたっても1番ネックであった部分は、コミュニケーションの部分だと考えていて、初回の練習で大体の印象も決まってしまうとも思ったので、しっかりと事前に考えて、まずは生徒と一緒に練習しながら、その中で自然とコミュニケーションを取りながら、アドバイスをしていこうということで、初っ端から高校生の生徒と一緒にハンドボールをしました
(後10年くらい経ったらこの手法は使えない。。。)

練習をしていく中で、高校生も僕のプレーを見て「おぉ」などと言ってくれたり、僕のプレーを真似してくれたり、「今のどうやったらできますか」と聞いてくれたり、逆にキーパーが僕のシュートを止めると盛り上がるなど。とても楽しくハンドボールをする中で、狙い通り、自然とコミュニケーションが取れたのではないかと思います。

以前、こんなツイートをしました


「ラポール」というのは、上記の通り、指導者と選手の信頼関係のことを表す心理学用語なのですが、当たり前といえば当たり前の考えかなとも思います。

どのように選手と信頼関係を築いていくのかということは、様々な正解があるだろうし、その方法を模索していくことに、指導の面白さもあるように感じます。

指導の際に気をつけていたこと

僕が指導の際に、気をつけていたことは、書き出すと色々とあるのですが、その中でも特に意識していたのは、

チームの基盤や監督・選手の考える方針に沿ったことをアドバイスするということを最も大事にして指導を行っていました。

これは、今やTwitterで大人気の東日本のアナリスト河合さんと三重バイオレットアイリスの工藤さんと僕で開催したアナリスト座談会の際に、河合さんが座談会の初めのトークとして提示された

アナリストとは

という議題の河合さんが考える僕的にとてもしっくりときた解答で、

アナリストとは、チームが求めている情報を提供できれば、誰でもアナリスト

という考えと同じで、僕自身も時間が合えば伺う外部コーチという立場上、ある程度形ができている桜台高校のハンドボールというものを尊重しながら、指導を行っていました

2年間の指導を終えて

2年間の指導を終えてみて、率直に楽しかったなというものがあります。

単純に指導することが初めてで、楽しかったということもありますが、
僕自身が、高校生の時にハンドボール部に所属していなかったということもあり、高校生とハンドボールを2年間できたことで、高校時代にできなかった期間を埋められたような気がするからです。

また、指導最終日には、選手全員から手紙をもらい中身を見ると、そこを覚えているのかということが多く、指導者になるにあたっては言動などについてはもっと気をつけなければと改めて感じさせられました。

そして、始めて指導した日から、ずっと思い続けることは、中高生は本当に可能性の塊だなということをずっと感じていました。

一つのアドバイスで、プレーがぐっと良くなったり、コツを掴むのが早かったりなど、訪れるたびに格段に成長している高校生を見るのはとても楽しかったです。

とても共感したMVI櫛田さんのツイート


そんな高校生に負けないようにと僕自身もより一層学び、成長していくことをやめるわけにはいかない。生徒たちがちょっと自慢できるようなコーチでありたいという気持ちから、大学3年時からは、頑張ることができたし、充実した大学生活を送れたと思います。

最後に

ここまで長々と読んでくださり、ありがとうございます!

また、もしこのnoteを中高生が読んでくれているのであれば、自分の可能性を自分で消さないで、挑戦できる機会があるならどんどん挑戦しよう

高校でハンドボール部に入っていない、1年浪人、一般へ中京大学に入学、紆余曲折ありながら、全国ベスト8

こんな僕でもここまでやれたので、きっとやれる!

ちょっとお願い

最後にちょっとお願いと言うことで、
関西圏で、ハンドボールの指導の経験ができるチーム場所を探しています。

大阪・奈良・和歌山北部であれば、比較的訪れやすいので、少しでもご興味がある方がおられましたら是非ご連絡ください!

それではまた次回に!

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