スポーツなんて「寒い」のかもしれない-それでも「熱く」ありたい-
こんにちは。
いよいよオリンピックも始まりましたね。
良いニュースも残念なニュースもありますが、これほどまでにスポーツのニュースが自然と耳に入ってくるのは、スポーツに関わる仕事をしている僕にとっては嬉しいことでもあります。改めてオリンピックという大会の規模の大きさを実感しています。
今回は、最近聞いた印象に残っている話を簡潔にまとめてみたいと思います。
「スポーツなんて『寒い』のかもしれない」
「寒い」という言葉の意味
ここでいう「寒い」は cold の意味ではなく、面白くないネタなどで場が凍ってしまうような状況を表現した俗語です。
今や辞書にも記載されているようです(「滑る」も同様)。
ちなみに、「寒い」の対義語は「熱い」です。
僕の家族
僕自身はこれまでずっとスポーツに関わってきて、スポーツ関連の仕事もできていますが、僕の家族はほとんどスポーツとは無縁の生活を送ってきた人ばかりです。
家族でスポーツをすることも、観戦することもなく、家でスポーツ番組や野球中継が流れることもありませんでした。
そんな家族からすると、大学生になっても大学院生になっても、土日も長期休みも練習に行く僕の姿は理解できなかったようです。
妹からも「よくそんな熱くなれるね」と言われたこともあります(「寒いよ」と言われているようなもの)。
普段、スポーツに熱中している人・スポーツが好きな人からすると少しイラッとする言葉かもしれません。
しかし、これは割と普通のことなのかもしれません。
スポーツをこれまであまり経験してこなかった人や、学校体育からスポーツへの苦手意識がある人たちからすると、スポーツは正直「寒い」ものなのではないでしょうか。
(身体を動かすことは楽しいけど、しんどいし等)
答えなんてない中で
実際、スポーツが「寒い」のか「熱い」のかは人それぞれだと思います。 僕の妹がスポーツを「寒い」と思うように、僕自身も妹が熱心に化粧道具を買い集めているのをある意味「寒い」と感じることがあります。
このように、大抵のものはその中にいない人からすると「寒い」もので、しっかりと中に入ってみないと「熱さ」は分かりません。
そう考えると、中に入っていないのに遠目で「寒い」と言っている人の方がもっと「寒く」見えるかもしれません。
つまり、どっちにしろ「寒い」ですね(笑)
オリンピックはその最たる例かもしれません。
4年に1度の一瞬のために、練習やコンディショニングに自分の人生の貴重な時間を使うわけですから。(だからこそ、その分の「熱さ」も生まれるわけですが)
どっちみち「寒い」のであれば、いろいろなことに興味を持ちながら「寒さ」にどっぷりと浸かれるようにしたいと思います。
皆さんが「熱く」なっているものも是非、教えてください!
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