大学で微生物学の学び直しを開始

只今私は42歳。
某高校で理科の非常勤講師を務めている身。
今年度で教員生活18年目に突入。
担当授業は化学・生物がメイン。
この他物理基礎・地学基礎・科学と人間生活も担当。
そんな私、今年の4月から出身大学の市民開放講座ということで「微生物学」の講義に参加中。
そこまでの経緯と思いをつらつらと。

必要性とあこがれと

もともと私、大学では生ゴミのリサイクルについて研究をしたかった。
生ゴミのリサイクルでは微生物発酵を活用しているので、微生物についても学んでおかないとはわかっていた。
しかし、時間割の都合上、大学卒業までに微生物学を履修できないまま卒業してしまった。
心残りだった。
その後、教員になってから放送大学の講義や読書などで、微生物の活用について独学はしていた。
生物学的に微生物そのものを学ぶことで、その活用についても深く理解できるのではないか?
それを学ぶチャンスを得られず、20年経ってしまっていた。
微生物学を学ぶことは、ある意味「憧れ」に変わっていた。

また、2020年度より3年連続で、高校理科の「科学と人間生活」の授業を担当している。
実は「科学と人間生活」の中でも微生物の単元があるので、これはぜひ授業で扱いたいと思っていた。
そのためには、自分自身が微生物学を根本から究めなければならないと思っていた。
いい意味で「必要に迫られていた」

チャンス到来

現在は微生物学の講義をご担当されるのが、私の恩師ともいうべき先生!
しかも、現在もSNSでいろいろやりとりをさせていただいている間柄。
これは是が非でも参加しなければなければならない。

そして今年度に入って、微生物学を学べる大きなチャンスが訪れた。
私の出身大学では、市民開放講座という扱いになっているので、学外の人間もきちんと手続きをとって受講できる。
大学での時間割は決まっているが、私は現在非常勤講師という立場なので、その時間帯を抜いていただけるよう、高校での授業時間を調整していただいている。
私の出身大学は自宅から80kmくらい離れたところにあるけど、大学ではオンライン授業が促進されていることで、受講ができる環境は整っている。
こうした条件が整って、現在に至っている。

私の授業への参加については恩師の先生を始め、大学のスタッフの方、高校の先生方に大分ご尽力いただき、感謝に堪えない。

緊張の中で臨んだ恩師の講義

20年前に私が現役大学生だった頃にも、恩師の授業を受けた。
熱意があり、非常にわかりやすい授業だった。
しかも、毎回の授業のコメントのやり取りも面白かった。
私が高校教員になってからも、大学と連携しての行事などで度々この恩師にもお世話になった。
そんな事もあって、現在までSNSでやり取りするなどのおつき合いがある。
20年ぶりに大学の講義に参加することもあったせいか、オンラインでの参加といえども緊張した。
講義についていけるように、教科書を読んで予習もした。
いざ講義が始まると、恩師の授業は熱意とわかりやすさに溢れていた。
20年経っても変わらない。
そのおかげで、今まで何とか続いている。

eラーニングで出される課題

この微生物学においては、eラーニングシステム「Moodle」を使って、授業のコメント・学習課題が課されている。
学習課題では、その回の授業の復習レポート+確認テストと、次回に向けての予習レポートが課されている。
しかも、自由課題として英文和訳も出されている。
教員としての仕事の合間を縫って、何とか必死こいて取り組んでいるといったところ。
英文和訳についても英和辞典と英文法の参考書を買って取り組んでいる。
自分で言うのも何だけど、自分自身で真剣に学習していると思う。

それにしても、このようなeラーニングシステムを組み、課題についてチェックされている先生はかなり大変だろうと思う。
また、eラーニングシステムを使って学べる今の大学生は羨ましい。

私も微生物学を究めていくぞ!

あとがき

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