大ちゃんのキッチンカー〜社会貢献の意識〜
先日のこと。
元・近鉄バファローズの大石大二郎氏(ニックネーム:大ちゃん)が郷里の静岡で、障碍者の就労支援施設を運営されていることを、ネットニュースで知った。
大石氏といえば、1980〜90年代にかけて近鉄の名二塁手として大活躍し、その後はオリックスの監督や、福岡ソフトバンクのヘッドコーチも務められた人物である。
私は小さい頃に見に行った近鉄の試合で、大石氏がファインプレーをされていたのが印象に残っている。
そんな方が障碍者の就労支援施設を運営されたきっかけというのは、現役時代に続けられていたボランティア活動なんだとか。
そこから現在は、ピンク色のキッチンカーを自ら運転して、障碍者の方とともにカレーや自家製スムージーを販売されているんだとか。
大石氏は障碍者の就労支援の活動を通じて、障碍者の雇用とやりがいを生み出し、また、そのご家族のご負担を減らせるとお考えとか。
以上のように、ニュース記事を端的にまとめて綴ってみた。
このニュースについて「大石氏の活動は素晴らしい」「何か協力をしたい」「頑張ってほしい」「応援しています」というコメントが多く寄せられていた。
私も同じことを思う。
しかも、障碍を抱えているご本人だけでなく、その周りにいらっしゃるご家族の方々にまで思いを馳せているというのが凄い。
本当に地域の皆さんと同じ目線で活動されているのだと思う。
ただ、人がこうした活動について知ったとき、次の3つのタイプに分かれるのではないだろうか。
※ここで述べたことをご覧になってご不快に思われたら申し訳ございません。
1.行動はしないけど、応援をする。
2.実際にカレーやスムージーを食べるお客さんになる。
3.大石氏のような活動を自分自身で主催・実行する。
こんなふうに分けては見たが、どれだけ社会貢献について強く考えているかということを基準にした。
上の3つのタイプでいえば、社会貢献の度合いは3>2>1になるかな。
私も2−3年前から副業を続けているせいか、上の3つのうち、3.のことを真っ先に思いついた。
それだけ自分もビジネスをすることで社会貢献しているのだろうかと、一人うぬぼれている。
どれだけ多くの人を救えるか?
どれだけ人々のお困り事を減らせるか?
これらが社会貢献の本質と言ってよいのだろうか。
私自身、大石氏には遠く及ばないけど、授業・副業を通して社会貢献の輪を広げていくか現在チャレンジ中。
先日の大石氏の記事を拝読して、背筋が伸びた。
それにしても大ちゃんのカレー、一度食べてみたいなあ。
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