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求められなくても、デザイナーも情報発信した方が良い。

noteが主催するnote designer meetup「これからのデザイナーの情報発信」に参加してきました。
自分の会社で(デザインやクリエイティブな)情報のやりとりがあまり活発でないなと言う危機感から、何かヒントにならないかという思いが動機です。
前半4名のデザイナーの方のLT、そして後半CXO鼎談の構成の濃密な2時間、あっという間に過ぎてしまった。

結論から言うと、『情報発信はやっとけ』と言う事。

前半、デザイナーLT

前半のLTでは、情報発信する事によって、その情報自体が見えないところでコミュニケーションのきっかけを作ってくれていたり、時には優秀な営業として自分の活動や考えを伝えてくれたりする存在となる事。更には発信する事自体が自らの思考の整理や言語化の能力向上にもなったりと、「伝える」を生業にするデザイナーにとっては良いスパーリングになる。
そう考えると、情報発信は行為自体が糧となり、さらにアウトプット自体がインターネットの海を漂いながら、自分を沢山の人と繋げてくれるきっかけとなったり、まさに情報発信に捨てるとこなしなのです。
ただ、その為には、noteのスローガン「つづける つながる とどける」がめちゃくちゃ大切になるのですが、言ってしまえば、「つづける つながる とどける」を地道にやってく事がすべてであるし、noteにはそれを支援する体制が整っていると言う事。

これについては、ヤマシタ マサトシさん

つづける=定時更新
つながる=交流する
とどける=感想を言う

この解釈がとても分かりやすかったです。
プラスして、すぐやると言う事もとても大切との事。

(情報発信のラピッドプロトタイプ(高速試作&改善)!!!)

そのほか、baigie 枌谷 力さん、Tokyo Graphic Recorder 清水 淳子さん、LINE 中谷 豪さんの情報発信についての取り組みや姿勢がとても素敵でした。
そしてみなさん、地道に「つづける」をしている印象。

そして後半CXO鼎談へ

後半のCXO鼎談では、CXOの立場から情報発信についての必要性や意義、それぞれどう言う思いで情報発信をしているか、それぞれの立場から、情報発信についての課題や、自分たちが行っている取り組み紹介を織り交ぜてトーク。

印象的だったのは、メルカリ井上さんdely坪田さんは、外へ向けた情報発信をしているが、社内も意識している点。ある程度組織が大きくなってくると、一緒に仕事をしている仲間でも何を考えているか分からなくなる事がある。外へ向けての発信をする事で、同じ組織内の人もその情報に触れ、伝わると言う事だった。
情報発信が、内向けに効果的と言う、同じ事を目指そうとしている自分としては嬉しい内容でした。
対してnote深津さんは、個人的なブロガーとしての経験等を紹介して、自分の人生の嬉しい事が起こった時はほぼ、情報を発信したからと言うエピソード。今はcxoとして自分自身が情報発信の見本となるように「マジメ」にやっていると。他の二人に比べ、身軽な印象でした。

話は進んで、デザイナーが情報発信する時の続かなくなる罠的なものとして、
「ブログを脳内カテゴリで作品として考えてるから、クオリティ求めすぎちゃって手が止まっちゃう。チラ裏程度で良いんじゃないか」って話がとても腑に落ちたし、肝に銘じておこう。
因みに「作品」として捉えちゃう感、言われるまで全然気がつかなくて、驚いてしまった。。。

最後にそれぞれの「情報発信とは」について、

井上さん「外向けアウトプットは、内向けの効果が大きい」
坪田さん「発信や理解は先ず社内から、その後社外」
深津さん「インターネットに奉仕する感覚で、情報を出すのがよい」

みなさんそれぞれの立場からのまとめ、やはり立場や規模でも違ってくるのかなと言った印象でした。
特に深津さんの「インターネットに奉仕する感覚」は、さっきのチラ裏程度と言う事と合わせて、情報発信を続ける上では重要だと感じた次第。

まとめ

🔖 情報発信に捨てるとこなし&プラスαで得るものでかい
🔖 すぐやる、つづける、その為にはチラ裏程度でもかまわんよ
🔖 インターネット(業界)に奉仕する感覚でどんどん発信

これを胸に刻んで明日を生きます。
ではまた。

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