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快感の耳かき

耳かきを愛する人は一定数はいると私は思っている。
話を聞くと咳が出たり、くしゃみがしたくなるといった生理反応を起こす方もいるらしい。
しかし、耳かきに快感を感じる方も同様にいる。

私の記憶で思い出せる限りだと、小学校の低学年からティッシュでこよりを作って耳かきをしていたように思う。
私の家族は、父親と兄は乾燥タイプの耳垢で、私と母親はジュル耳(アメ耳)であり、父親は竹で出来た耳かきで耳を掻いていた訳だが、私は当時から綿棒では届きにくい耳の奥を掻きたい為、ティッシュのこよりが最適だった訳だ。

ちなみに、耳垢の形状的にゴッソリは取れにくいのだが、私は取れる快感よりも掻く快感派なので、取れないことにあまり不満はない。
とにかく、耳の奥のスポットを掻く事が重要なのだ。

耳かき中は、ほとんど耳と右手の親指と人差し指に意識を集中している。
耳かきをする前にまずは耳かきをウェットティッシュで清潔にする。
耳の中に入れるものだから、これは大事な事だと思う。
耳かきを綺麗に出来たら、意識は耳へと最大限に集中する。
まずは、入り口あたりを掻く。
正直言って、入り口あたりは掻いてもさほど快感は感じない。
しかし、まずはここを攻めることによって、奥を掻いた時の快感は倍増される。
手前を掻く時は表面を軽く撫でるように。
内側、外側と軽めに。
手入れを怠ると、ここも実は垢が溜まっているので要注意。
そして、手前の後はもう少し奥へと耳かきを進める。
普通の綿棒で届く範囲辺りである。
ここは耳垢が一番溜まりやすいところではあるが、こちらも快感としてはやや鈍い。
私はジュル耳ではあるが、耳かきをする際は金属の耳かきを使う事が多いが、ここを掻く時は綿棒を使う。
この部分は快感が少ないからだ。
しかし、汚れが取れる快感はここの部分が一番大きいかもしれない。
私は寝る時に耳栓をするのだが、耳栓をすると内部に湿度が溜まることもあり、耳栓を外した後は綿棒で掃除をするのだが、その時のこの部分の掃除は結構快感である。

さて、いよいよ快感の海に飛び込む時だ。

その前に、愛用の耳かきを紹介しよう、これは人生で色々な耳かきを試してきた中で、ベストなものである。
耳の中の好きな場所を好きな強さで掻ける最高のものだ。
※大きさ比較の為、500円玉もおいてます。

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