「ボケたい」感情の根源にあるのは承認されたい欲求なのだ

自分は「ボケたい」と言う衝動が割とある人間だ。それこそ幼少期からそんな感じだったと親から聞いたことがあるので、生まれ持ったボケ体質はあると思う。が、それに加えて「ボケたい」と思う感情に「承認してほしい」の気持ちが含まれていることに気づいた。

気のおけない仲となればなるだけボケる頻度も上がるんだけど、恋人同士になったりするとなおさら上がる。普通の会話もしつつ、小ボケをかなり挟む。息をするようにボケるのだ。周りのみんなは優しいから付き合ってくれる、やさしさに感謝。

「承認してほしい」の感情が大きいと気づいたのには訳があって。最近大きめのお別れをした。それにより、日々のやりとりをするのが友人や同僚だけとなった。リモートワークなので毎日会話がある訳でもなく時間も短い。ボケるタイミングはほぼない状態となってしまった。

以前を振り返るとそのお別れした相手にボケの大半を付き合ってもらってた気がするのだ。だいたい7割くらい。その期間はわりと前向きだったり、友人にもほどほどにボケるくらいだった。

で、今はボケたいや語りたいの気持ちがかなり出ていて「喋りたい!」となっている。SNSとか発信したりしてしまう。

たぶん
ボケる→笑ってくれる→あたたかい気持ちになるで、安心感を得たいのだ。

ボケたことに対して、笑うことで「認めて」ほしいんだ。安心して喋れる場が欲しいんだ、きっと。大きなカブトムシをつかまえて「見て!すごいでしょ!」と言いたい子どもに近いんだろうなぁ。あと、昔を思い出すからピリピリした空間が苦手なので、それを避けたくなる感情もありそう。

自分自身はボケやすくて温かい空間を望んでいるし、そういう空間を作れるように心がけてきた。でも、それは裏返すとこれまでに安心できる空間が少なかったことでもある。こころの中にまだ大人になりきれていない自分がいるんだなって思った。

ボケたいというただの性格だと思っていたけれどこれまでの生き方が全てつながっている気がする。

2024年は「自分に素直に生きよう」


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