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50年ぶりの円安時代だから食費と教育費の見直しを

今日は子育て中に気になるお金の話をしましょう。突如我々の日常に忍び寄ってきた"円安"。ちょっと難しそうな経済の話ですが、我々の生活に大きく影響する重要な問題です。今回は、円安がなぜ私たちの食費や教育費に影響を及ぼすのか、そしてその理由を知ることで、我々がどう対策を立てていくべきか、について話し合っていきたいと思います。

1.なぜ食費が増えるの?

突然ですが、皆さんは「輸入品」について考えたことがありますか?スーパーマーケットの棚に並ぶ商品の中には、海外からやって来たものも多いですよね。例えば、豚肉や牛肉、果物や穀物などは、実は海外からの輸入に大きく頼っています。もっと言えば、日本で作られている野菜の肥料だって輸入に頼っている部分もありますね。

このような輸入品の価格は、円安になると上がります。これは、日本円の価値が他国の通貨に比べて下がるからなんです。そうすると、海外から輸入する際の費用が高くなり、結果的に私たちがスーパーで買う商品の価格が上がってしまいます。これが食費が増える主な理由です。

日本の物価が上がっていることに加えて、円安がますます加速させている現状もあります。

2.教育費も増える?

次に、教育費ですが、これもやはり円安の影響を受けます。特に海外の学校や英語教育、留学など、子供たちに海外経験を持たせたいと考えている家庭にとっては重要な問題です。

例えば1年間で留学費用が30000米ドルかかるとします。2022年1月ごろは1米ドル115円でしたので、この頃の留学費用は日本円にして345万円。だけど、2023年7月現在で1米ドル140円ですので、計算すると420万円。つまり何もしてないのに1年にして75万円の費用がアップしていることになります。怖いですね。

留学しないから大丈夫!と思っているあなた。日本の学校に通っていても影響は出てますよ。日本の学校でも教科書や学習用具など、学校の運営に必要な物資が海外から輸入されていることもあり、その費用が上がります。給食費もそうですよね。これが学校や塾などの学費の上昇につながるのです。

3.なんとか対策を!

でも、安心してください。この円安の影響は、すぐには現れません。市場の価格は、輸入品の価格変動に即座に反応するわけではないからです。ただし、円安が長期化するとその影響はより顕著に現れ、私たちの生活に大きな影響を与える可能性があります。じわじわと生活費が上がってきていることは、あなたも実感中かもしれませんね。いますぐ円安がさらに加速するわけではないけど、5年、10年考えた時に、今よりも円安になっている可能性は高い、という専門家の見方もあります。

だからこそ、今からでも遅くはありません。子育て中の私たちは、ちょっとした節約や予算の見直しを始め、将来に備えることができます。食材の選び方を見直したり、教育プランを考えたり、コツコツとした積み重ねが家計を支えます。それぞれの家庭に合った方法を見つけ、円安の波に立ち向かいましょう。

子育ては日々の積み重ね。この経済の波も、日々子育てと仕事に奮闘している女性なら乗り越えていけますよね!次回は、具体的な節約方法や家計の見直しについて、もっと詳しくお話ししますね。


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