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98:没入感

自我を失くすのは気持ちのいい事らしい。

フェス、お祭り、スポーツなんてものを通じて、集団が一体となり自分自身がその世界に溶け込んだような感覚。他人と他人がつながり合ったような錯覚。阿吽の呼吸。・・・これを没入①とする。
研究、仕事、ゲーム、映画なんてものを通じて自分以外の世界に没頭する時間。スポーツでも単独競技はこれに入るのかも。対象となる世界に対して溶け込む。・・・これを没入②とする。

①と②の違いは『他者との世界の共有』か『対象の世界への没入』(※この二つは明確に分けられるわけでなく①と②で被っている部分もある)。どっちみち自分以外のものとの境界線を破壊して『自我を喪失する』ことには変わりない。

『自分探し』なんてしない方が幸せなのかもしれない。『自分(自我)』なんて案外必要なく、『自分探し』は自分に合った①や②を探す行為なのかもしれない。いやつまりそれこそが『自我』ってことか??
ようわからんくなってきた。

人間は結局社会性を求める動物だから、何かとは共に生きていたくて、その何かを見つけられたら孤独じゃないと思えて、それだけで幸福感を得られるもの、、なのかもしれない。

私みたいな中途半端なこだわり人間は①や②をなかなか見つけられなくて、見つけたと思っても変に手放しちゃったりして、なーんか苦労しちゃうんだろうな。

馬鹿だよなぁ、困っちゃう。

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