オススメ映画②
今日はブリの煮物にしました。
油がのったブリ。ちょっとくさみが気になって、お酒がわりの発酵調味料「味の母」と生姜で煮込み、お醤油で味付け。
「味の母」が素晴らしい働きをしてくれたおかげで、なかなかいい風味になりまして、大満足です。
昨日に続いて、今日もオススメの映画をご紹介。
今回は人間らしさ、人間模様を描いた作品「ヒューマンドラマ」をテーマにしてお届けします。
①「きっと、うまくいく」
舞台はインドの大学。規律を守って先生に「怒られないように」生きる大学生の中、主人公・ランチョーは、自分の夢、やりたいことを追いかけます。
彼の自由さに、同級生たちは巻き込まれながらも、彼から影響を受けて、自分が今大切にしたいものを見つめ直していきます。
そして、同級生?との恋についても描いた作品です。
よく笑い、よく泣いたこの作品の見どころトップ3を発表します。
⒈タイトル
ヒンディー語で「アールイズウェル」、日本語で「きっと、うまくいく」
まず、このタイトルが素晴らしいですね。タイトル通り、主人公が夢に向かって、自分を信じて、自分の道を突き進んでいる様に感動しました。
自分が自分に対して、どんな投げかけをしているのか。
自分とどんな対話をしているのか。
自分を信じているか。
そんなことを問ているように思いました。
観賞後、「きっと、うまくいく」と口にする度に、映画を思い出して力が湧く。そんな作品です。
⒉キスシーン代わりの妖艶なダンス
インドでは、確か宗教上の理由で、キスシーンを上映できないのですが、代わりにダンスで見事に表現していました。観客の想像力を駆り立てる、素晴らしいシーン。
⒊インドの教育や貧困に関する社会問題にも切り込んでいるところ
インドに根付くカースト制度や若者の自殺問題について考えさせられる内容になっています。
前回のnoteで紹介した「ヤクザと家族」の藤井監督もそうでしたが、こちらの監督も、映画を通して、インドの現状を訴えているようでした。
(ちなみに、この監督の次の作品「pk」では、インドの宗教問題に切り込んでいました。作品はとても興味深かったですし、そんな問題提起をする監督は勇ましいなと思いました)
インドでは歴代興行収入1位となって、世界的にも大ヒットした映画です。
改めて、調べてみると、この映画、170分もあったのですね。3時間弱!
その長さを感じさせない、素晴らしい作品です。
今日は長くなったので、この辺で。
さよなら
今日の1曲:アールイズウェル by きっと、うまくいく
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