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私がポータルサイトを使わない理由

語学系ポータルサイトでオンラインレッスン

実は私もやったことがあります。
Cafetalkです。今調べたらアカウントを作ったのが2014年。
講師アカウントはとっくの昔に削除されていました。

ポータルサイトのメリット

いちばんのメリットは、自分で営業しなくてもいいということです。
自分で決済のための準備をする必要もないですし、
サポートもあります。
メニューを揃えれば、あとは予約を待てばいいだけです。
受講したい人達が多いポータルサイトなら、多くの人に見てもらえます。

でも私は使うのを止めました。止めた理由はいくつかあります。

ポータルサイトのデメリット

デメリットは手数料が高いことです。
 Preply 18-33% (ただし、トライアルレッスンは100%! びっくり)
 Cafetalk 15-40%
 AmazingTalker 0-30%
 italki 15%

もちろん様々な企業や団体からのオンラインレッスン委託も生徒が払った金額と講師が受け取る金額には差があります。
会社と社員の関係を考えたら、同じようなものだと分かると思います。
生徒側とのやり取りや、請求書などの金銭管理、営業をお任せしているのですから。
それでもポータルサイトの手数料は高いなあと思ってしまうのは、
手数料を払う見返りがあまり感じられないからかなあ。

デメリットの二つ目は、他の講師と並べられて比較されることです。
一覧で出されると、例えば「教えた回数が多い講師にしよう」とか「口コミのいい講師にしよう」とか、そんなので選ばれます。
価格勝負になってしまうことも多いです。
60分40ドルの講師より、60分15ドルの講師が選ばれやすい。気楽に試せるから。
私が生徒側だったら、そう考えます。
でも、講師としての私は、そういう競争をしたくないなあと思っているのです。
値下げ競争、嫌ですよね。
Cafetalk をちょっとだけやって辞めてしまったのは、日本語教師を安い仕事、食えない仕事にしたくないという理由からでした。(ほかの人達のためにも。)

ポータルサイトの代わりのツール

ポータルサイトは使っていませんが、ぼちぼちと自前の生徒さんが続いています。
生徒さんが他の人に「こんな先生がいるよ」と伝えてくれる、いわゆる口コミが多いです。
あとは私の Facebookページや YouTube から問い合わせもあります。
レッスンの予約には、Calendly。
レッスン料支払いには、PayPal か Stripe (国内の人だと銀行振込希望の人も。)
Calendly は試しに使ってみて、使い勝手が良かったので課金しました。
オンラインレッスンは基本的に Zoom 使用。これも課金しています。
自分で考えて、納得して使っているので、支払うことに抵抗はありません。

Facebookページや YouTube は無料で使えます。
営業ツールの一つだと思って、続けています。
時間は使いますが、今はこのやり方が私に合っています。
少なくともCafetalkで待ちの体制だったときより、生徒さんが多いですしね。

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