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さよならキーボード


なんだか
センチメンタルな表題をつけてしまったが

子どもが愛用していた

CASIOの鍵盤キーボードが壊れた。



このキーボード。

子どもが最初は片手で練習を始めた。
というか夢中になって遊んでた。

あっという間に両手で弾けるようになり
作曲までするようになった。
(もちろん趣味の範囲)


私が夕食の準備をする側で
子どもがキーボードを弾き
「あ、今日はこの曲を練習してるんだな。」
「あ、もう弾けるようになった。」
「あ、こんな曲もあるんだ。へぇー」
と、いつもすごいなぁーと聴きながら料理していた。(私は弾けない…)


そんな思い出のキーボード。

最近使わないなぁと思ったら
壊れていたらしい。

机の上に置いて使うタイプの
キーボードなんだけど
電子ピアノを買ってから
出番がなかった。


結構大きいので場所をとる。

悲しいけど粗大ごみに出すことにした。


いつも粗大ごみは自分で環境事業所へ
持って行く。

暑い中、思いついた瞬間に車で出発。

16時過ぎ。

…もう閉まっていた。

また明日来るように言われて
ガックリきたのだが

他の仕事もこうして早く終わるといいのにな
って思った。
(もちろん受付が終わっても他の業務があるんだろうけど)

私が仕事をしていた時も
定時で終わることはほとんどなかったし
夫は今も猛烈に遅くまで働いている。



そういえば
カナダに留学したとき
ホームステイ先のパパは
16時くらいに帰ってくることがよくあった。

当時はすごく驚いたけど
早く帰宅したパパが夕食を作ったり
家の周りの手入れをしたり
家族サービスが当たり前で自然だった。
パパとママが
うまく家事を分担している姿を見て
本当にビックリしたし
感心したし憧れた。



どうすれば皆が
ある程度時間的にも経済的にも
余裕をもって暮らせるんだろう。

仕事と生活・家族の時間を
楽しむことができるんだろう…
と考えて

日本の生活保護世帯を調べてみると
令和5年は164万?!
そんなにいるんだ…

生活保護ってなかなかおりないと聞くし
困っている世帯はもっとたくさんあるはずだ。

経済的支援だけではなく
心理的な支援・改革も必要になる。

どうすればいいんだ…


と大きなことを考えつつ
再度キーボードを運ぶ私でした。










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