藤井裕子

ブラジル柔道男子代表チームの監督として、また、男の子と女の子の二児の母として学ぶ日々。…

藤井裕子

ブラジル柔道男子代表チームの監督として、また、男の子と女の子の二児の母として学ぶ日々。 指導も子育てもとても面白いと思う反面、失敗の連続。 周囲に助けられながら、成長中。 日々の気づきを綴ります。

最近の記事

うちの選手

明日から始まるワールドマスターズの試合に向けて、現地での最終調整中。 手前味噌ながら、最近は選手の成長に嬉しくなることが多い。 課された課題をきっちりできるのは当たり前。どれだけプラスアルファができるかが試されるのが、このナショナルチームの選手たちの常であると思う。 この「プラスアルファ」、なにも練習量の事だけを言っているのではない。それよりも、どれだけ自分で考えられるか、というところだ、これは前回書いた幼児教育にも繋がるのだが…。 最終調整練習…以前は私が仕切る事が

    • 幼児教育とスポーツ

      最近、田中雅道さんという、幼児教育のスペシャリストに、学ぶ機会を得た。 結論から言うと、めちゃくちゃ面白かった。 何がって… 人は生まれながらにして、同じ動作でも、効率よくできるように、調整する能力が備わっているんですって。ある程度大きくなってからではないんですってよ。つまり、生まれながらにして、問題を見つけ、修正していく、問題解決能力が備わっているという事ですよ。 で、もっともっと興味深い話は山盛りだったんだけれども…。ご興味ある方は、YouTube動画をご覧くださ

      • 稽古はじめ

        コロナが落ち着くことなく、2020年が去り、2021年の稽古が始まった。例に漏れず、今回も選手を集め、PCR検査陰性の結果を以て練習が開始される。ホテル内に道場とトレーニングルームを設け、そこから一歩も出てはいけない。4度目ともなると、皆慣れたもんである。 面白いもので、畳の上に立つと、本当に多くのことを考え、思い付き、いろんなことがリンクしていく。ここは私の心躍る場所だということに気づく。今日もまた畳の上に立てることに感謝し、ただただ、思ったことを綴っていきたいという衝動

      うちの選手