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メタバースとアートの関係について

作り手だから考えてみた

どうもどうも。Synamonコーポレートのyukoyamasanこと山崎(2022年7月入社、元新聞記者/元公務員)です。
今回はデザイナーズマガジンのお手伝いということで、CGデザイナー雨ノ宮一紀さんと一緒に書いていきたいと思いますっ!

メタバース業界やSynamonで、どんな人がどんな想いで働いているのか興味がある!という方に読んでいただけると嬉しいです。

今回一緒に考察していく雨ノ宮一紀さんはといいますと、25年前から、CGデザイナーとしてゲーム、映画、CM,VRなど様々なお仕事にかかわってきました。プライベートでは彫刻の分野でアート活動もしています。

直径約30cm、高さ約50cmのバーバリアン像。2018年、雨ノ宮一紀作。

雨ノ宮:デザイナーズマガジン、テーマは何がいいかなぁ。
    AI系はもうすでに二人が書いてくれたもんねー。

山 崎:興味があること、気になることあります?
    雨ノ宮さんならではなものがいいかもです!

雨ノ宮:うーん、なんだろ・・・。
    (しばし沈黙)
    うん、ここはメタバースとアートについてがいいな!

山 崎:いいですね!掘り下げてみましょうか!

メタバース×アートの気になるところ

  1.  メタバースとリアルの世界がリンクする仕掛け

  2.  NFTでアートがより身近なものに?

雨ノ宮:メタバースというと、ファンタジーだから、リアルの世界とリンクする仕掛けがある方が個人的には興味があるなぁ。

山 崎:雨ノ宮さんはアート活動をしているからよりそう思いますよね。

雨ノ宮:そうですね。日本でいうと、アートと経済の深いつながりのある活動をしているアーティストが増えてきましたね。今、アートと経済効果という観点から話をすると、NFTアートの分野にどうしても目がいきますね。

山 崎:絵や音楽にかかわっている人から「日本では芸術(アート)では食えない」という話をよく聞きますが、NFTアートは素人でも自分の絵を販売できるし、一攫千金を目指す人たちも少なからずいるようですね。

雨ノ宮:NFTのシステムを使うことで、多くの人にとってアートがより身近なものになったという一面がありそうですね。NFTアートが、これまで敷居が高いと思われていた“アート”を身近なものにするきっかけの一つになるのは嬉しいなぁ!

アート活動家として考えるNFTとアートの関係

  1.  アートの楽しみ方の変化

  2.  新しいアートの提供方法

山 崎:雨ノ宮さんはデジタルでもリアルでも作り手側だと思うんですが、どういう活動をされているんですか?

雨ノ宮:デジタルで作ったものを3Dプリンターで出力して、造形作品として展示や販売を行っています。デジタルのデータにNFTを紐づけて造形作品とワンパッケージで所有してもらったら、特別感あるかなぁ・・・?

山 崎:好きなアーティストと、世界で一つの作品を通じてつながっているというのは特別感あると思いますよ!

雨ノ宮:アート活動をしている身としては、仮想世界だけでなく、日常で鑑賞してほしい気持ちがあるんですよ。ぜひ実材(リアル)でも作品を所有してもらいたい。

山 崎:最近では2Dのものはデジタルアートキャンバスという製品があって、あたかも本当の絵を額縁に入れて飾っているように表示させることができるらしいです。彫刻の場合は3Dなのが醍醐味ですもんね。

雨ノ宮:だから、「NFTと彫刻で何かするってなったら作り手の想いも届けられて、生活の一部になるような活用方法を考えていきたいな

山 崎:気に入ったものが身近にある生活は素晴らしいと思います!大切に作られたからこそ、作品から作家さんの想いや熱量を感じることができますし。

雨ノ宮:NFTだからコピーもできない。造形作品と絡めるならNFTは造形作品の影のようなものかと思います。造形作品の形が変わればNFTの形も変わる。唯一無二な特別なものがリアルとデジタルで存在し、所有できる喜びにつながるといいなぁ!

まとめ

今回、アート活動もしているCGデザイナーならではの視点でメタバースとアートの関係についてゆるふわっと思いを巡らせてみました。

こんな人たちが働いているのかと思っていただいた方には、ぜひ、我々、Synamonが2022年10月4日にオープンベータ版の公開を開始したメタバースブランディングプラットフォーム「SYNMN(シナモン)」ものぞいてもらえると嬉しいです。

雨ノ宮さんと話していた、まさに、仮想世界とリアルをつなぐ世界がそこに展開されています。もちろん、雨ノ宮さんがCGデザイナーとしてガシガシ関わっているプロダクトです。

現時点ではまだシンプルなプラットフォームではありますが、これからさまざまな企業さんやクリエイターさんたちにご活用いただく中で、新たな世界観を体感できるものになっていくかと思います!

少しでも興味を持ってもらえた方には“スキ”してもらえると嬉しいです。
アートの話をもっと聞いてみたい!!という方もスキしてもらえると、雨ノ宮さんのアートトークのまとめ記事が読めるかもっ?!

最後まで読んでいただきありがとうございました~!

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