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若い頃と同じようにはいかないわけで

4月以降、卒業制作に本格的に入ります。
6月以降、2ヶ月に1回ぐらいの頻度で2日間のスクーリングを受講します。

コロナ前まではスクーリング会場までDoor to Doorで40分ほどで通えたのですが、現在は東京から出てしまい会場まで2時間ぐらい掛かります。

どこの大学もたいして変わらないと思うのですが、一日講義を聞いて制作を進める椅子は、パイプ椅子。これに座りっぱなしというのは、50代ともなるとかなり応えます。
普段も在宅で仕事をしており、座っていることが多いですが長く細く働くために椅子には投資しており、Herman Millerのアーロンチェアを使っています。その他にも27インチのデスクトップを使用し、照明もそれなりに投資しています。

特に自慢しているわけではなくて、周囲も年齢を重ねるほど自身のオフィス環境にはお金を注ぎ込みます。そうでないと若い人と同じように働けないという悲しい理由からです。

そしていくら投資しても、あちこちガタがきます。以前ならPCの操作など習えばその場で憶えられたのに、翌日にはすべて振り出しに戻り、何度も繰り返してようやく身につけられるかつけないか‥という有様。
しょっちゅう調べ直しで時間がかかってしょうがありません。

そして老眼。
デザインの勉強はとにかく目を使いますから、これがまた疲れますし、どんどん老眼も進みますので、なんだかしょっちゅうメガネを買う羽目になります。

スクーリングも往復4時間というのは決して通えない距離ではありませんが、疲労が激しいので宿泊間違いなし。1泊で済めば良いですが、体力的に厳しいと前泊、さらに疲れていれば前泊・後泊となり3泊4日となりかねません。
体力をカネで買っているような気がします。

前回の通信制大学のときは子供が小さくて、子育て・家事・仕事・大学と草鞋多すぎ!でしたが、体力・気力がありました。

今では子育てはとうに終わっており、仕事も随分とフレキシブルに選べるようになったはずなのに、体力が落ち、それに気力も引きずられあまりラクになった気がしません。

大切なのは、どうやって疲れきる前に休憩を取るかだな‥と思っているのですが、若い頃かなり猛烈に働いていたせいか、どうも自分の疲労に気づきにくいようで、気がつくと疲れ切って何もできない‥状態に入ってしまいます。

自分のカラダの声を無視するのが得意なようです。
ポモドーロテクニックもタイマーセットしてても、後ちょっとだからとやってしまって、意味をなしていない。
でも、あとちょっとのところで止めると、何やっていたのか思い出すのに、ものすごく時間がかかるのです、この年齢は…。

若い頃よりずっとカラダにいい生活をしているのですが、老化スピードがそれを上回っているようです。

疲れきらない方法を見つけて、なんとか無事に卒業制作を乗り切りたいなぁと考えながら、スクーリングのスケジュールを見ながらToDoリストを作っているこの週末です。