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にしがきゆうこができるまで vol.6

今日は、前回チラッと出てきたラグビーについて。
約30年の歴史を語ったので、結構長くなってしまいました。

ラグビーとの出会い

父親は高校・大学とアーチェリー部だったのですが、
スポーツ観戦が好きで、特にラグビーが好きでした。
(って過去形で書くと死んだみたいですが、まだ元気ですw)

小学5年か6年くらいだったかと思うのですが、
ある日、父に誘われてラグビー観戦へ行ったのです。

家から割と近いところに球技場があり、
自転車で2人で出かけました。

初めて観た日のことなんて正直全然覚えてないですが、
当時のラグビーなんておっちゃんファンしか居ない中、
父に解説されながらラグビーを観て、
まぁ気に入ったんでしょうね。

それからもその球技場で試合があるたびに、
父と2人で観に行くようになりました。

ラグビー選手がアイドルだった中高校生時代

私と父は、同じ水瓶座のAB型だからかとても気が合い、
思春期の中学生になっても、一緒にラグビー観戦を続けていました。

好きな選手に球技場でサインをもらって、
それを下敷きに挟んでいるというマニアっぷり。笑

当時は大学ラグビー人気全盛期。
Jリーグもまだ発足前で、サッカーよりラグビーの方が人気がありました。
社会人ラグビーでは神戸製鋼がダントツで強かった時代です。

2009年から帝京大学が9連覇という偉業を成し遂げましたが、
それまでは同志社の3連覇を超えるチームは現れず、
明治大学が割と強くて、同志社は頑張って4強止まり、
ということで私がサインをもらったのも明治の選手でした。笑

顔というよりもプレーのカッコよさで夢中になっていましたね。

もちろん、女子高生として同年代の高校ラグビーにも注目。
でも、体格が全然違うので、大学生の方がカッコよく見えていました。

高校2年の頃には、高校ラグビー部の試合も観に行くようになり、
「あいつはラグビー好きの変わった奴」とラグビー部の同級生にも
認識されていたように思います。笑

ちなみに、vol.3で書いた「3回振られた相手」も、
やっぱりラグビー部でしたw

大学ではラグビーサークルへ

大学生になり、最初は、憧れの体育会ラグビー部で
マネージャーになりたいと門を叩いたのですが、
「女子マネージャーはデスクワーク、グラウンドへは出ません」
と言われたのであっさり諦めました。
(恋愛禁止、とも言われたかな…)

私は、“ヤカンを持って走る”ことに憧れていたんですね。
知ってますか?ラグビーの「魔法のやかん」(魔法のやかんとは?

で、体育会を諦め、同好会にしようかなー?なんて思っていたところ、
とあるラグビーサークルの、ふざけた感じの新入生募集ポスターが
目に留まり、そのサークルに入ることにしました。

高校の1学年上はラグビー部がとても強かったのですが、
その時の選手だった先輩がたくさん、このサークルにいました。

後々聞いた話、中学からずっと強くてラグビーばっかりやっていて、
もう真面目にやるのは飽きた!とサークルに入ったそうです。

そんなわけで、結構強くてとてもふざけた、楽しいサークルで、
念願のヤカンを持って走るどころか、人手が足りないから、と
タッチジャッジをさせられることもありました。

ラグビーの合宿のメッカ・菅平にも行き、
昔の分厚い綿のラグビージャージを洗濯するのに、
地面に置いてデッキブラシで擦って泥を落としたり。

ラグビー以外でも飲みに行ったりカラオケに行ったり、
はちゃめちゃに遊んで楽しい学生生活を過ごしたのでした。

あ、もちろんこの頃は、サークルの
同級生ラガーマンとお付き合いしていましたよー。

人気低迷と共に離れ、そして…

大学卒業後は、海外に行ったりしたこともあり、
また、ラグビー人気自体が低迷していたこともあり、
徐々にラグビーからは離れていきました。

テレビでラグビーを観ることさえほとんどなくなっていた中、
2015年のラグビーW杯。

そう、「ブライトンの奇跡」と呼ばれ、
五郎丸選手が一躍人気者になった、
南アフリカ・スプリングボクスに勝利したあの大会です。

ラグビーのワールドカップは意外と歴史が浅く、
私がラグビーを見始めた1987年に第1回の大会が開かれていて、
ほとんどずっと世界では歯が立たなかったことを知っていたので、
この勝利に感激もひとしおでしたが、
世間的にはその勝利よりも五郎丸キックに注目が集まっていたので、
なんとなくビミョーな心境でした。笑

あと、しばらく観ていない間に結構ルールも変わっていて、
それについていけていない私がいました。

やっぱりラグビーが好き♡

そうこうしているうちに、2019年のW杯日本大会。

正直、花園ラグビー場の試合なら観に行けなくもない、
とチケット購入をかなり悩みましたが、
子ども2人連れての観戦はあまりにもハードルが高く、
テレビ観戦することにしました。

この時の日本代表の活躍ぶりや、
その後のラグビー人気ぶりはご存知の通りです。
(やっぱり生観戦すればよかった!!)

おかげで、ラグビーにあまり興味のなかった夫や子どもまで
一緒に盛り上がることができました。

小学生の長女は、テレビで見る選手の顔や名前も覚え、
「○○選手が見たい!」と2019-2020シーズンの
リーグ戦も観に行ったりしましたが、
コロナのおかげでトップリーグも途中で打ち切り…(涙)

また来シーズン以降、観に行けるといいなー。
野球もサッカーも好きですが、やっぱりラグビーが一番かな。

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