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ミールスって美味しいんだなあ

チェンナイにきてちょうど1週間。食生活を変える気合いがなく、なんとなく洋食を食べて過ごしてしまったが、ついに今日、人生で初めて南インド料理、ミールスを食した。

行ったのはサンギータ vegi というチェーン店。
ちょっと高級なファミリーレストランという位置付けのようだ。
朝9時くらいに店の前を通ったらわんさか人がいたが、昼12時過ぎに入店したときには空いていた。

駐車スペースもあって安心

朝はこの前のスペースに人がぎゅうぎゅうにいたのだ。テーマパーク Dizzee World が近いので、休日だし家族連れが朝ごはんに来ていた時間なのかもしれない。

大通り沿いのディズィーワールド


店内は広々していて清潔感がある。
壁沿いの広いテーブルに団体客がいたが、まだ席はまばらで空きがあった。

チェンナイのインド人のお昼ごはんタイムはだいたい1時から1時半ということで、その時間には人気店はぎゅうぎゅうになる。
インド人は他人との相席が普通で、さらに席での距離がすごく近い。
パーソナルスペース超大事な日本人の私は相当ソワソワして食事どころではない。
は、早く出なきゃ、と逃げモードになってしまうので、
昼食を外でとる時は11時から12時には入店するようにしている。

さて、席に案内されてメニューの一番最初にある、
Tamilnadu meals. (Limited meal 11:30am-3:00pm) と、ホットコーヒー(without sugar) を注文した。
料理はものの数分で運ばれてきた。早い!

主食の周りに小さいおかずがいっぱい並んでる


店内は明るく、テラス席もある。

初ミールスだったので、食べ方を教わりながら食す。

全て美味しい。素晴らしい、南インド。
いろんな味のスパイスカレーが一回の昼食で楽しめるのもよい。

全部美味しかったが、特に好きなのはkuzhambu (読み方はクザンブ?かな→インド人に「コロンブ」と直された) で、タマリンドベースのごろごろ野菜カレー。日本で流行ってたおしゃれな料理屋のスパイスカレーに近いかも。

左が コロンブ kuzhambu、 右が胡椒ベースのサラサラスープ、ラッサム rasam


あと、サンバル sambar、これも美味しい。豆の優しい味でどろっとしていて、ブラジルのフェイジョアーダにちょっと似ている。
コーヒーはwithout sugar?なのに甘い気がしたけど、熱々で美味しかった。
スパイスで舌がピリピリなので甘いドリンクがよく合い結果的にはよかったかもしれない。

右前のがSambar サンバル、上の緑のが炒め物 クートゥkoottu、
その上の白いのがお米のプリン キールKheer、左がじゃがいもスパイス炒め ポリヤルporiyal


他にもヨーグルトとインドの漬物アチャールを米に混ぜて食べたり、口直しに出てくるヨーグルトドリンクをたしなんだり、色々楽しみ方があるらしい。
おかわりもいくらでもオッケーだそうだ。

ドリンクつけてお値段ひとり200ルピーくらい。
頼むとスプーンも出してくれるので、私のようなミールス初心者に最適だと思う。


帰りに酒屋さんに寄った。
お酒を買えるところは限られていて、チェンナイではTASMAC(Tamil Nadu State Marketing Corporation)という州政府公認の店舗でのみ。

階段を登った先が入り口。左上に控えめに看板が出されている。
わかりにくいよね。

先日行ったフェニックスというショッピングモールにもTASMACはあったが地下の暗めの場所だったし、今日行った店舗も看板が目立たないところにあり、入り口は2階で通りから見えないところにあった。最近のインドの若者はお酒を飲むという話も聞くけれど、オープンな飲酒はまだ良くないこととされているのだろう。
330ml 瓶ビールが2本で 530ルピー と割高。

私はワインを少し嗜む程度なのでお酒がすぐ手に入らなくても暴れたりはしないが、お酒大好きな外国人にはつらいだろうなあ。


インドワイン気になる、引っ越し祝いに買いに来よう。

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