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がんなのに、しあわせ な話

関東も梅雨に入ったようです。
空気がもわっとしています。

タグリッソを再開し、先日主治医に「よくなってる」と言われて、嬉しかったのですが、後から、「じゃあ、このだるさや痛みはなんなん?」となり、ちょっともやっとしていました。

がんによる精神的ストレス?
筋肉量が減ったせい?

色々考えられるけど・・・
プラセボ効果(偽薬)ってものがあるように、人って、本当によくわからない。
自分のことすら、わからなくなるものですね。

でも、まぁ、いっか。
いい結果なんだし♪
先のことはあまり考え過ぎず、これまで通りやっていきます!



先日はMT研究会(製薬企業の勉強会)にオンラインで参加させていただきました。
ありがたいことに、「がんなのに、しあわせ」を紹介していただきました。
2021年の年末、登壇させていただき、そこからのご縁が今も続いています。
忘れないでいてくれること、声をかけてくださること、とても嬉しいです。

そして、PPI活動(市民・患者参画の医薬活動)のお話に改めて関心。

・市民や患者の声を活かした医薬活動の必要性。
社会の疾病への理解や知識不足。
・医薬企業の「患者さんのために」は当然だが、モチベーション維持の難しさやマインドが大事なこと。

ボーっとしてたら、チコちゃんに叱られちゃいますから、日々情報のアップデートに努めたいものです。


そして、翌日は山梨県大月市へ。
真木調剤薬局さんの「食と健康のセミナー」でお話させていただきました。

がん防災をお配りしました。


予想をはるかに超える沢山の方々がお集まりくださり、びっくりしました。
これも、代表の福井さんが地域の方々とのコミュニケーションを絶やさない日々のたまもの。そして、スタッフの皆さんが多くの方にお声がけくださったおかげです。
薬局にいらした患者さんへ、お薬と一緒に本の紹介チラシやニュースレター「陽だまり通信」をお渡ししているそうです。

デザインと編集後記を担当させていただいています。


ニュースレターを紹介していただき、嬉しかったです!


温かい応援、本当にありがとうございます✨

なぜ、「がんなのに、しあわせ」なんて言う本を出したのか?
これまで、どんなことがあったのか?

前半はちょっと暗い話。後半はだんだん変わっていく心の変化や自分の想いをカタチにしていく様子をお話しました。

真木調剤薬局主催


お話しながら、時々皆さんのお顔を見ると、「うんうん」と、うなずいてくださる様子が嬉しかったです。


そして、何よりも人生の大先輩とのパワフルなクロストークに元気をいただきました!


失礼に当たる言い方かもしれませんが、とてもかわいらしいのです!
ステキな人生の大先輩に勇気をもらいました。
わたしもこんなおばあちゃんになりたい!

昨年10月から5か月間に渡り、小平市で開催した「【公開講座】がん患者とその家族の目線~わたしたちの心と緩和ケアの理解」で緩和ケアについて教えてくださった關本先生がおっしゃっていた言葉を思い出しました。

  • 自尊心のサポート→自分が誰かの役に立っている、生きがいを感じられる

わたしもそうですが、人は「人の役に立ちたい」に尽きるなぁ、と思っています。

実体験として、不思議だなぁ、と思うことなのですが、わたしは人と関わっていくと、アドレナリンが出るせいか、体調が上がっていくのです。

セミナーが終わると、帰りがけに福井さんが愛情を注いで育てている畑で、収穫をさせていただきました。

にんにく、小松菜、ジャガイモ

真木調剤薬局さんの目の前には植えたばかりの稲が可愛らしく並んでいました。
水田に鏡のように映る景色が美しい。



人・田畑・花・草・木
どれもやさしく、ほっこりします。

新たなふるさとができたようで、嬉しいな。


わたしががんになって、仕事を手放し、新たに秋葉原社会保険労務士法人という大きな大きなドアをノックして、入った世界。

そこから、福井さんへつながり、話を聴きに我が家の方まで足を運んでくださったことから始まったこのご縁。そして今、新たなつながりができ、素敵なコミュニティが広がっていきます。

やっぱり自分を信じて、人を信じて、生きたいものです。

では、今日はこの辺で。
小平ではあじさい公園のあじさいが見頃です。
お近くにお越しの際はご案内しますので、ぜひいらしてください♪

ではまたね!






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