私がGALLUP認定ストレングスコーチの資格をとろうとおもった理由
認定ストレングスコーチへの道
先日、GALLUPの認定ストレングスコーチの講座に参加しました。今まさに、この沼にどっぷりとはまり中なので、講座に参加しての気づきや、ストレングスファインダーに関連する諸々について、しばらくの間投稿していきたいと思います。そもそも、なぜ私は認定ストレングスコーチになろうと思ったのか。
コーチとしての経験を振り返る
私は約3年前、コーチングを仕事にし始めてから、今までに約600時間のセッションを重ねてきました。
とてもありがたいことに、クライアントからはポジティブなフィードバックをもらうことが多く、また、2年程前に担当していたクライアントから、月日が経ち次のフェーズに入り、再度ご利用いただいたりすることもあり、自分が提供しているコーチングサービスに、一定の価値があると認識できるようになりました。
クライアントの自己肯定感が低いとき
一方で、一部のクライアントに対し、もう少しうまく関われたのではないか、とか、もっと早く変化を起こせたのではないか、などと考えるようになったのも事実です。
基本的に、コーチングではクライアントの状態を受容しながら進めていきます。
例えば、クライアントが、自分のやっている仕事に対し、価値がないと感じている場合は、こちらから「いやいや、十分価値がありますよ」と言うのではなく、「価値がないと捉えているのですね」と相手の状態を受容し、それぞれのクライアントに合わせながら、話を進めていきます。
ストレングスファインダーが使えるかも!
今までの傾向で言うと、自己肯定感が低めの方は受容することに、かなりの時間を要してしまう事があり、限られたセッションの回数の中、行動にまでなかなか結びつかないこともあります。
そんな時に、ストレングスファインダー(今はクリフトンストレングスという名前が正式なのですが)がいい切り札になるかも、と思ったんです。
新しい視点を手に入れる
コーチングセッションの中では未来のキャリアを描く前に、過去の経験を振り返ってもらうことがあるのですが、肯定感の低い方は、自身のやってきた事は何ら大した事では無いと捉え、過去の経験に価値を見出せないことがあります。
これは明らかに、自分自身を見るときに厳しいメガネをかけている状態なのですが、長らくかけてきたそのメガネを手放すのは至難の業なんです。
(実際は、手放すというよりは、そのメガネの存在に気づき、一旦そのメガネをとってみるような過程になります。)
そのメガネが、まるで自分の顔にぴったりと一体化しているかのようで、そのメガネをかけていることさえまず気づかない。
なので、何かにつけても、自分自身を見つめるときに厳しくなりがちです。
このような場合に、ストレングスファインダーという完全に新しい伊達メガネを装着することで、もっと自分の強みにフォーカスを、それも「いきなり」当てたい、そう感じたんです。
一旦、この新しい伊達メガネで、自分のことを見てみよう。そうしたら、もっと早く自分の素晴らしさに気づいてもらえるんじゃないか?
そうしたら、新たな一歩を考えることもできるんじゃないか?
そう思ったんです。
認定ストレングスコーチのコースを受講して
最初は、このように一部の自己肯定感の低いクライアントさんに有効な手段なのでは!?と、ストレングスファインダーの勉強を始め、さらに認定ストレングスコーチのコースを受講したわけですが、受講してみて分かった事は、これは、一部の方達に有効なだけでなく、私自身も含め、一人一人が、もっと自分の才能(資質)をきちんと認識し、それらを意識的に使えるようになると、もっといろんなことが可能になる!と。
事前に少し勉強していただけあって、自分の上位資質のいくつかについてはしっかりと認識できていたのですが、そうではない曖昧な資質や、上位にあるのに敢えて遠ざけていた資質も実際にあり、もっとそれらを生かすことができたら、まだパワーアップできると思ったんです。
いや、ちょっと語弊があるな。
パワーアップしたいというよりは、まだ前面で活躍できていない資質が私の中にはあるから、その子たちをもっと使っていきたいと思った、という感じでしょうか。
最初は、クライアントのためにと思ってサインアップした講座でしたが、自分自身をより深く理解する旅の船出にもなりました。
次回の予告
次回は、あえて遠ざけていた自分の上位資質のひとつが、受講中に認知が変わった話を書こうと思います。
※冒頭イラストは、イラストACから「おかぽん」さんの作品を使わせて頂いております。
おかぽんさん、ありがとうございます! このnoteを見つけてもらえるかは分かりませんが…( ノ ゚ー゚)ノ
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