【海外子育て】中国人ママ友との会話からの気づき
こんにちは。バンコク生活6年目を迎えたYukoです。
以前に、タイ人ママ友、韓国人ママ友との会話から気づいたお話を記事にしましたが、今回は中国人ママ友との会話からの気づきです。
●過去の記事はこちら
●中国人ママ友
娘の通う、バンコクの大規模インターナショナルスクールでは、中国人も一大勢力!
特に、コロ○禍で中国本土でかなり厳しいゼロコロナ対策を行なっていた事もあり、教育移住組が更に増えた気がします。
娘のクラスにも数人中国人のクラスメイトがおり、仲良しの子もいるので、ママとも時々お話しますし、ペアレンツグループが開催している親向け無料の英語サークルにも中国人のママが来るので、世間話をする事も多いです。
そんな彼女達との会話からのお話です。
●中国人がタイに教育移住する理由
・中国本土のインターナショナルスクールの学費が高い。
実は!我が家も以前、中国へのスライド話が持ち上がったことがあり、私も実際に学費を調べました。
娘を通わせたいと思えるレベルのインターナショナルスクールだと年間500万、600万と学校にもよりますがバンコクの2、3倍くらいの金額になり、絶望的な気分になりました。
上海在住の主人の友達に聞くと、コロ○禍で欧米系の先生達が規制に耐えられず、本国に帰って行った方も多く、良い先生を雇用するのに多額の費用がかかっている。よって、毎年のように学費の値上げがあって大変だとの事でした。
・中国人はインターナショナルスクールに入学し辛い
これは日本の状況と似ているかもしれませんが、そもそもインターナショナルスクールは外国人子女が通うことがメイン。
中国パスポートだと、中国のインターナショナルスクールに入る事は非常に難しいと、声を揃えて話していました。
・中国本土の教育熱についていきたくない
中国人の教育熱心さについては、知られているところではありますが、皆んなが皆んな教育ママというわけでは勿論無く、子供には子供らしい時間を過ごさせてあげたいと教育移住してきた中国人ママも。
幼稚園くらいから、算数もガリガリさせて、塾も何個も掛け持ちしているといった話をよく聞きますし、こちらでも習い事の情報も中国人ママ達はよく知っているので、さすが教育熱心だなと思います。
・中国本土より物価が安く、中国コミュニティーも充実している
タイの方が物価が安い事もあり、移住しやすいとの事。また、元々中華系タイ人も多く、世界最古の大きな中華街もあり中国人も生活しやすいと思います。
両親ともに移住している方もいれば、お父さんは中国で仕事、お母さんが教育ビザで子供と移住してくるパターン、両親共に中国でバリキャリで祖母と子供で移住とか、いろんなパターンがあります。たくましいなと感じます。
本当かは分からないので察して頂きたいのですが、政治的な影響もインターナショナルスクールの教育方針に及んでいるケースがあるそうで、それを忌避して移住してこられた方もいらっしゃるそうです。
家庭によって、様々ですね。
●中国人ママ友と実際接してみて
国と国は色々あるかもしれませんが、こちらで出会う中国人ママ友は優しい方が多く、仲良くさせて頂いています。日本好きの方も多く、そろそろ日本に行きたいけど、行けるかなーとか相談してくれたり。
全員ではありませんが、日本人同様、英語が話せない方の割合も比較的多く感じ、学校に来ても挨拶程度しか話さないパパ、ママもいます。
以前に学校見学にいらしていた中国人家族が、通訳を連れて来ていたのを見た事があり、驚いた事があります。
他にも驚いたのは、二人のお子さんを持つある中国人ママ。
タイに教育移住してきた際、上の男の子がウェイティングになってしまったので、なんとイギリスの寄宿舎付きの学校に留学させたとの事。早く空きが出て、家族一緒に住みたいけど、イギリスの学校に慣れたからお子さんにタイには行きたくないと言われ困っているとか。
いやはや、スケール違いです。
●母国語(中国語)の勉強は?
これは我が家も共通の悩みで、家庭での母国語の教育についての会話も。
中国人ママ: 家で日本語の勉強してる?うちの子は、中国語の勉強を嫌がるので困っている!
私: 分かる!大変だよね。日本も漢字があるから、覚えさせるのに苦労してるよ!
中国人ママ: 分かる!同じだね!
といった感じです。
インター生の場合は母国語の習得は、家庭でやらなければいけないので、子供はもちろん、親も並走しなければですね。
●娘のインターでの中国語学習機会
娘が通うインターでは、中国語は日本語同様、課外授業で取る事ができます。
中国語はネイティブ向けと、ビギナー向けのクラスが選べるので、以前娘に中国語やってみる?と聞いた事がありますが、興味が無さそうだったので別の物にしました。
個人的には日本語、英語が出来て、中国語が出来れば強い!と思うので、勉強して欲しかったり。
Year3からは、第二外国語として、中国語、スペイン語、フランス語、タイ語から選択する事も出来るようで、多言語教育にも力を入れているそうです。
娘の希望にもよりますが、この中なら中国語を選ばせたいなと思っています。
●まとめ
子供達を見ていると、国籍の違いはありますが、仲良く過ごしている姿を見ていると、大人の世界もそうなって欲しいと心から思うところであります。
子供にはお友達と仲良くするように、優しく接するんだよ、喧嘩はしないんだよ、と常々話をしているのに、大人たちが国同士争う姿は見せたくありません。
ウクライナ人、ロシア人の友達がいる娘からは、何で戦争するの?と質問を受けた事も。私が分かる範囲で答えますが、難しいですね。
今のところ、娘は中国については、お友達の国、LAZADA(通販)でオーダーした可愛い物が送られてくる国と親しみを持っているようです。
このままの、良い印象を持ち続けられるよう、争いのない世界になって欲しいものです。
長文お読み頂きありがとうございました。
●Instagram→こちらはバンコクでの生活、旅、子育てがメイン
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?