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作曲家 星園祐子の強み ⑥国語力

作曲家 星園祐子のライフワークと位置付けている、個人向け作曲サービス「レガシーソング(あなたの人生を遺産にする曲)」について連載をしています。

👇これまでの記事はこちら👇(そもそもレガシーソングって何?って方は最初の記事から読んでね)


星園祐子の作曲家としての「強み」を、勝手に分析してひとつずつ解説してするシリーズ(⑩まで行きますよ!)


今日はむっつめー!

【作曲家 星園祐子の強み】
①幅広いタイプの曲が書ける
②耳に残るメロディ
③歌詞がすっと頭に入ってくる
④コード(和音)への徹底的なこだわり
⑤美しいピアノの旋律(イントロや間奏)
⑥国語力

※①〜⑤はそれぞれ解説記事に飛びます


ここから先は、単に作曲家としてというより、「レガシーソングを作る上で」という要素も大きくなっていきます。


もし、学校の教科の中でひとつだけ真面目にやっておくとしたら、私は断然「国語」をおすすめします。


わたしもともと理系人間だし、今はミュージシャンだけど、断然「国語」が今も役に立ってると思ってます。


もちろん学校の勉強じゃなくて、本を読む、新聞を読むとかもすごく良いと思いますが、インプットだけじゃなくてアウトプットも大事。


しかも、ただ作文を書く、とかだけじゃなくて、

・「内容を要約して○○文字以内でまとめよ」
・「他の言葉で言いかえよ」
・「この時の筆者の気持ちを○○文字以内で説明せよ」

とか、そういう訓練がすごく役に立ってる。


当時は「こんなもんどこで役立つんだよ。くだらねー」とか思いながらやってたけどね(笑)


会社で働いていた時も「プレゼン資料のこの隙間に、うまくこの内容を当てはめたいんだけど、、」みたいな時とか、

「ポイントを3つにまとめる」みたいな時も、3つ目だけどうしても長くなってしまうけど、なんとか全部同じぐらいの長さにまとめたい!

みたいな場面で、言葉を削って決まった文字数に収めるという訓練がとても役に立ったと思います。


ミュージシャンになってからも、「サイトに掲載するプロフィールを100文字以内で提出して下さい」みたいなのがよくあり、いかに文字数ギリギリでうまく伝えたいことをまとめるか、とても重要。(100って意外と少ないのよね〜)


そして、やはり「作詞」においても、国語力はとても大切です。


美しい日本語。伝わる文章。無駄を削ぎ落とした言葉。


また、ひとつのことを何通りもの表現で自由自在に言い換えることができると、それだけ作詞の自由度が上がります。


以前の記事にも書きましたが、しゃべる時のイントネーションとなるべく近い方が歌として聴きやすいですし、イントネーションで別の意味になってしまうような言葉は特に注意が必要です。


特に、1番ができてから2番・3番の歌詞を作っていく時など、先にできているメロディに合わせて言いたいことをはめていく際には、


文字数に合わせて言葉や言い方をいろいろ変えてみられる、国語力と頭の柔軟性が必要です。



さらに、韻(いん)を踏んだり、比喩表現を使ったりできると、ぐんと詞のクオリティが上がりますね。私もこの辺りはまだまだ研究中だけれど。


でも私は作詞より作曲が得意だし好きなので、できれば作詞は他のもっとプロの方にお任せしたいなと最近は思っています(笑)



「レガシーソング」も基本的には、その方ご自身に詞を書いて頂くのですが、やはり曲にしていく上で、言葉や表現の入れ替えをご提案させて頂くことが多いです。



あと、作詞でとても重要なのが「起承転結」に代表されるような、ストーリー展開の仕方なんですよね。


歌い出し、サビ、展開部、クライマックス、どこに歌詞をどうはめて展開していったら、一番「グッと来る」のか。



歌詞を頂いた時、この辺りをまずよく考えて、整えてから曲を作っていきます。(曲を作りながらまた調整したり)


この作業はやはり、「国語力」がベースになっているなと感じます。


そんなわけで、ミュージシャンと国語力ってあんまり関係なさそうだけど、実は国語力とても役に立ってるなというお話でした。


あと完全に余談だけど、もう一個。

英文を和訳する時も、英語力より日本語力が大事!


外資系の会社で働いてたので、英語の資料を日本語に訳すことが多かったのですが、英語は基本的な文法を知っていればよくて(単語は調べればOK)、

まず英文の意味を自分の中で理解し咀嚼して、それを日本語で一からアウトプットし直すようなイメージじゃないと、自然な訳にならないんですよね。

この時も、やっぱり国語力大事だな〜と思いました。


最近でも洋楽をカバーする時に、歌詞の意味をみんなに知ってもらいたくて翻訳をネットで探したりするのですが、直訳ばかりでちゃんと伝わってくるものが少ない。(もしくは意訳すぎて原文と全然違っちゃってるもの)

自分で手直しして掲載したりするんですけど、私の訳ってうまいな〜〜って思います(笑)


というわけで!話がちょっと逸れましたが、結論。


私は今、一般の方(アーティストじゃない方)も「自分が詰まったマイソング」を作って歌おうよ!というご提案をしているのですが(作った歌はそのまま遺産として世に残るので「レガシーソング」と名付けています)

作詞なんてしたことがなくて自信がないという方も、とにかく今の想いを言葉にしてみて下さい。

私が自慢の国語力で整えて、ぐっと来る歌詞にするお手伝いをさせて頂きますよ。そして曲をつけさせて頂きます!


9月末まで、モニター価格にて受付中!(残り5日‼️ もうこの値段で募集することはないと思うので、お見逃しなく〜)


今日も最後までお読み頂いてありがとうございました!

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