ヨーロッパの田舎で家を買う。ビフォーアフター バスルーム編
少し間が開きましたが、リビングルームの次は、バスルームの紹介。
リノベーションをする前のバスルームは、はっきり言って、それは薄暗くて、狭い、そこでシャワーを浴びないといけないと想像しただけで、ちょっと気分が暗くなるような空間だった。
今考えたら写真さえほとんど撮っていないことに気付いたので、辛うじてあったのがこれ。
とこれ。
ちょっと暗い感じのタイルの柄で、窓はもう写真では取っ払ってしまっているけど、めちゃくちゃ小さい窓がついていて、陽があまり入らなかった。このシャワーをする小さなスペースの隣にトイレの便器もついていたけど、シャワーとの距離が近すぎ!狭すぎ!
外から見たら、この部分。
キッチンの奥がバスルーム、という間取り。
私たちが試みたことは、
・バスルームとキッチンを仕切るドアの場所をずらして、できるだけ大きくすること。
・タイルの色を明るくして、ナチュラル感を出すこと。
・できることなら、バスタブも設置すること。
このあたりはタイルを売る店がそこら中にあるので、色々回って好きなタイルを決めた。
タイルは、この時入ってもらっていた内装工事のおじちゃんたちにまとめて頼んだ。
そして、洗面台。これは、この辺りにいくつもある石屋さんに作ってもらうと決めていた。素材はオレンジがかった大理石。できるだけこの土地のものを色々と使いたい。
洗面台は、注文して約2週間で完成して届けてくれた!すっごくどっしりしていて重厚感があって、かっこいい。
蛇口は、銅っぽい色のものを購入。
そして、バスタブは、探しに探し回って、やっと見つけたのがこれ!
バスタブは、どうしてこんな座る場所が中に付いているのか?!なかったらもっと広々するのに〜!と思うけど、この三角のタイプのバスタブは、これしか見つからなかった。それではお風呂に浸かれるだけ幸せとしよう。
元々シャワーを浴びる場所にバスタブを置いたので、シャワースペースはその隣に別に設けた。
こうして、シャワーはシャワー、お風呂は別で浸かることができる、という夢の日本式スタイルを設けることができた!
そして、バスルームのドアは、古い昔の家具などを扱う倉庫のような店で選んだこれ。
雄一氏の手で、このドアのペイントを剥がし、ヤスリをかけて、オイルを塗って、こんなに素敵なドアに生まれ変わった!
そこから更に磨りガラスをカットしてはめる。
すごく味のある、かっこいいドアになりました!
そしてついに、出来上がったバスルームがこちらです!
まず入り口を入ったところ、
洗面台の下の引き出しは、雄一氏の手作り。厨房の棚と色を合わせてあります。
上の照明は、大阪の四天王寺の骨董市で購入したもの。
シャワールーム。
シャワールームはちょっと狭いけど、快適です!
そしてバスタブ。
窓も新しいものに変えて、とても気持ちの良い空間になった。
そしてバスタブの隣にトイレ。こちらにも売っていたRocaというメーカーのウォッシュレットにしてみた。
この家に来ると、朝に音楽を聴きながらゆっくりお風呂に入ったりするのがとても楽しみになった。
なかなか日本に帰ることも出来ぬままなので、本当に温泉が恋しいのだけど、このお風呂に浸かれるだけでもとても贅沢なことだ。
やっぱりお風呂に浸かるっていいな!
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