マーケターがプロダクト組織に異動して半年経った話
はじめに
この記事は、READYFOR Advent Calendar 2023の13日目の記事になります。他の記事もぜひご覧ください!
READYFORでマーケターをしているEnomotoです。
クラウドファンディングサービスのマーケティングを担当しており、今年の7月から、1年半所属したマーケティング組織を離れ、プロダクト組織に異動しました。
マーケターがプロダクト組織に異動して、感じたこと、取り組んでいることなど共有させていただければと思います。
プロダクト組織への異動は突然に。
2023年6月のある日、マーケティング部の部長の「来月からエンジニアの組織に入ってもらえない?」という一言から異動が決まりました。
その前の週までは今後のマーケティング戦略についての議論を進めており、急なことで、だいぶ驚いたことを今でも覚えています。
なぜ異動することになったのか
クラウドファンディングは、プロジェクト実行者と支援者のマッチングを促すサービスで、特定の目標に向けた支援を募ることができます。
これまでのマーケティング部では、実行者様向けのマーケティングと支援者様向けのマーケティングの担当者がそれぞれいました。
しかしサービスを成長させるためには、お客さまにもっと向き合う必要があるため、実行者様向けマーケティングは営業組織と統合し「マーケ&セールス部」、支援者様向けマーケティングはプロダクト組織と統合し「プロダクト&エンジニアリング部」の中に集約される形となったのです。
実際に変化したこと
コミュニケーション量が増えた!
プロダクト組織に入ったことで、毎週2〜3回のプロダクト&エンジニアリング部でのミーティングに参加しています。
お互いの課題感やいま何をしているか、今後を何をしたいかを共有することで、協力しあうべきことの明確化や知識の共有が進み、効率的に施策が打てるようになりました。
当たり前のことではあるのですが、これまでは施策やプロジェクトの発生ベースでコミュニケーションをとることが多かったため、大きな変化です。
また組織が分かれていることでどうしてもお互いが自組織の目標を追いかけることに集中し(たとえば、マーケが集客した後のことはプロダクトに任せがちになったり)、うまく連携が取れないと感じる部分もあったので、とってもうれしいです。
テストマーケ 〜 プロダクト実装の流れができてきた&広がってきた!
マーケとプロダクトが一つの組織になり、同じ指標を追いかける中で一番よかったことは、これなのではないかと。
別部署だった時は、テストマーケにエンジニアのリソースを借りたくても、すでに決まった開発ロードマップがあり、そこに入れてもらうためのコミュニケーションが一定量かかっていました。
しかし同じ組織になったことで、マーケ・プロダクトがお互いに持っている仮説を随時共有しあうことができ、「お、これは進めた方がよさそう」「それやるなら、こういう観点でも検証必要では」などなどコミュニケーションが活性化!
仮説出し 〜 テストマーケ実施 〜 本実装 〜 (場合によっては)商品化までの流れが非常にスピーディーかつスムーズになりました。
結果的に、部門を跨いで何を優先して実行すべきかが判断しやすくなったのではと感じています。
困っていること
困っていること、というか難しいなと思うこととして大きいのが、共通言語を持って話すことです。
伝えたいことがうまく伝わりきっていない感覚もまだまだあり、今回のアドカレを機に言語化しようと思ったのですが、すでに多くが12/4のAdvent Calendarで書かれていたので、今回は割愛しますw(この記事を見て学ぼうと思っています!)
今後の展開
半年かけてようやく下地作りが終わってきたので、今後はよりREADYFORに訪問していただく方、支援していただく方とのコミュニケーションを増やしていければと思っています。
世の中に数多ある社会課題やそこから立ち上がったプロジェクトについて、またREADYFORがどんな想いでサービスを展開しているかなど、みなさまに知っていただける発信・機会をもっと設けられればと思っていますので、ぜひご期待ください!
READYFORでこんな情報があったらいいななどあれば積極的にしたいのでぜひ教えてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
他にも色々な記事がアップされているので、READYFOR Advent Calendar 2023のぞいてみてくださいね!
テックブログもやっています。
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