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ジョジョ第5部で「黄金の風」を感じた話

謎に時間をかけてトップ画像を描いてしまった。
全くもってこんなことをしている場合ではない。

プロフェッショナルアカウントにしようと思ってこのnoteを作ったのに、結局スポーツ医学にまったく関係ないことのほうが書きたくなってしまう。もうこれはどうしようもない。人生は仕事だけじゃない。せめて、記事を入れるマガジンはわけておこうと思う。

いやしかし、私は副業がクリエイターということになっているので、世の中に出ているなんらかの「作品」について考察・言及することは、ある意味仕事に関係しているともいえる。感性を積極的に磨くことは、いろんな面でよりよいアウトプットにつながると信じている。

第5部『黄金の風』を読了した

さっそく本題に入りたい。

マンガって何度でも読み返せるけど、純粋にその先の展開を知らずに「初めて読む」という体験は、なんかの拍子に都合よく記憶喪失にでもならない限り、普通は人生に1回しかない。

初見でストーリーを読んだときに抱く衝撃や感動は、2度目では決して味わうことができない貴重な印象なのだ。だから、あまりに作品が好きすぎるともはや気軽には読みすすめることさえままならない(?)。

落ち着いて読める環境が整ってないのなら、そんな人生で一度しかない貴重な「初見」というカードを切るわけにはいかない。というめんどくさいこだわりのせいで、なかなか読めていなかった『ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風』をやっと完結まで読むことができた。ここまで来るのは本当に大変だった。

1年ほどまえに『鬼滅の刃』が本誌で完結したときもぶわーーーってnote書いて、「いやもうほんとこんな文章書いてる場合ちゃうわ、ちゃんと発信する内容は絞ろう、アカウントを分けよう」って思ってたはずなのに、結局こうなってしまうのはなぜだろう。自分でもよくわからない。

第5部の感想

箇条書きで書きます。当然ながらネタバレあり。

・読み始める前は誰しも一度は思う「このちくわみたいな髪型なんなん?」っていうジョルノ・ジョバァーナだけど、いざ5部の世界に入ると全く気にならない。ジョジョの世界では普通すぎる

・ブチャラティも最初は謎のおかっぱだな〜とか思うけど、見慣れるとただただかっこいい。ちまたでは煉獄さんが上司にしたいキャラNo.1とか言われてるけど、私的にはブチャラティみたいな上司がいい。

・ゴールド・エクスペリエンスかわいい。

・声優さんたちも言ってるけど、ブチャラティが汗を舐めて「嘘をついてる味だぜ」っていう特技(?)、あれ以来一度も使ってないの草

・キャラの服装、みんなやけに肌の露出が多くて心配

・アバッキオのムーディ・ブルース、あんまり使い道なさそうなスタンドだな〜〜〜と思いきや、意外と活躍の場面多くてびっくり

・フーゴが離脱したあと、最終的にどっかでまた出てくるんかなと思いきや、本当にヴェネチアで別れたあと2度と姿を表さなくて逆にびっくり

・隕石で地球上にやってきた殺人ウィルスのくだりで「まさかのフーゴ黒幕説」が頭をよぎったけど、全然違った。

・時間をとばすスタンドのキング・クリムゾン、ザ・ワールドを彷彿とさせる。やっぱ時空を操れる能力ってずるい

・暗殺者チームのリーダーであるリゾット、ブチャラティチームじゃなくてボスと戦ってやられるって斬新な展開すぎない?

・アバッキオが死んだの、すごく悲しかった。

・4部では仗助がまんま傷を治せるスタンドだったけど、5部ではジョルノが途中から傷を治す能力を身につける。ストーリー上、こういうキャラがいると便利だよね。戦闘で手とかふっとばされても、その後の展開に響かない。だから「え、これ死ぬのでは?やばいのでは?」っていうくらいの白熱した戦いが中盤からガンガン演出できる。

・道の占い師の使ってるタロットカードが3部のキャラデザのやつ。スタープラチナとか。こういうのファンとしては嬉しい。

・亀も意外と最後まで重要な役割果たしててわろた。なんならメインキャラの1人であるフーゴより重要な立ち位置では。

・ポルナレフが車椅子に乗って5部に出てくるのなんとなく知ってたけど、もっとゲスト出演的な「ちらっと」だと思ってたのに、がっつりクライマックスに絡んでてびっくり。しかもあそこまで戦闘不能になっても結局死んでない。すごすぎる

ミスタも大して強いスタンドじゃないのに(ごめんね)意外と全体を通して最後まで活躍しててびっくり。彼のファッションも「なんじゃこれ」って感じ(カラーでみると余計に)だけど、リボルバーを構える姿がかっこよくて、きっとみんな話数を重ねるごとにどんどん好きになったはず。

・でも実はワキガで指毛がボーボーみたいな言い方されててかわいそう

・スティッキィ・フィンガーズもどんどんかわいく見えてくる。ちなみに英語では「Zipper Man」らしい。さすがに「ベトベトの指」(?)はひどいもんね。

・ディアボロの髪は草間彌生

・ブチャラティ、もうあのときに実は肉体は死んでたのつらすぎ。ジョルノが生命を与えてくれたから魂だけはもうちょっと一緒にいれたんだね、ううう悲しい

・最後のほう、ディアボロの姿で一緒に戦ってたのもなんかすごいよね、画的に。ディアボロ、キング・クリムゾンばっかりで本来の姿であんまり戦ってないわりにはブチャラティの精神が入ってたおかげで紙面にはたくさん登場したね。

・キング・クリムゾンすごい表情豊かだよね

ジョジョのイラスト集とか見てると、私はこの第5部のときの絵柄が一番好き。顔の描き方とか。ジョジョのカバーイラストの中で一番好きなのは、ジョルノが椅子によっかかって座りながら手前にいるキング・クリムゾンと対峙してるやつ。美しい。

・アニメ版のジョルノの衣装がピンクパープル系×青色てんとう虫になったのなんでだろ。アバッキオとかぶるからかな?原作カラーでも十分カラフルだと思うけどね。

ジョジョ史上最長のラッシュといわれるチョコラータ(グリーン・デイ)戦の無駄無駄、動画でみるとほんとすごい。無駄128回言ってるらしいw 途中ではさまる「ウリィイィヤーーーーー」もすごくいい。ジョルノは普段冷静ですごく礼儀正しい口調だから余計に、あそこまで感情を爆発させてるのにグッとくる。あっもうこれアニメの話だね

・戦いが終わったあとにプロローグみたいな話が数話はさまるのも粋。ブチャラティがジョルノと出会う前のおはなし、運命の奴隷とは。最後に、かつての元気なみんなの姿が見れてグッとくる。

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他にもいっぱい言いたいことあるけど、もうこれ以上思い出せないのでこのへんにしときます。

もし身近にジョジョ好きな人がいたら3時間くらい話したい。でもいない。なんでや。こんなに面白いのに。

そして今日2021年4月4日、Part6 ストーンオーシャンのアニメ化が発表されました!引き続きコミックス読み進めていかないと。ってかこれ見れるのかな?アマゾンプライムさん、なにとぞ・・・!

Part6のアニメ化を期に、周囲にジョジョファンが増えることを期待。でも絶対第1部からちゃんと順を追って読んでほしい。じゃないと受け継がれるジョースターの血統が見えてこない。

また時間を見つけてジョジョの話書きたいけど、全然読まなくて大丈夫です。でももしここまで読んでくれた人がいたら、なんていうかもう本当にありがとうございます笑。3000字超えたわ。



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