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【其の三】伊勢河崎商人館と河崎エリアに初めて行きました

【其の一】
1.志摩スペイン村
2.扇芳閣(鳥羽市)
【其の二】
3.シェルレーヌの『ブランカ』、豚まんの『ウァン』 4.伊勢神宮外宮とその周辺
5.伊勢二軒茶屋
【其の三】
6.伊勢河崎商人館

伊勢志摩〜鳥羽〜伊勢神宮外宮と伊勢河崎までの旅をしてきました。 ↓これらの記事の続きです。

二軒茶屋を出て車で10分もあれば到着できると思いますが、一方通行が多く道も狭くさらに河崎商人館の駐車場は少し分かりにくいので迷いウロウロしましたが、なんとか到着しました。

二軒茶屋から、勢田川の上流に河崎地区があります。

6.伊勢河崎商人館

河崎は江戸期から参宮客の台所として賑わい、物資を供給する問屋が沢山ありました。
この河崎商人館は、酒問屋を営んでいた小川商店の建物2棟や蔵7棟約1000㎡もの敷地を、伊勢市が修復整備を行ったのち、NPO法人伊勢河崎まちづくり衆が運営しているそうです。国の登録有形文化財に指定されています。入館料大人350円で見学できます。

私一人で見学しました。子どもは流石に興味がなく、夫と『商人蔵カフェ』でケーキを食べて待ってもらいました。

では、出発。
正面から入って左側の扉を出ると、唯一の洋室があります。洋風モダンの商談スペースです。ここだけ独立した造りで、密談しやすい場所だなと勝手に察しました。

小さなテーブルと椅子が収まる程度の
3~4畳くらいのスペース

土間で靴を脱いで下駄箱に入れ、上がります。お宅にお邪魔する感覚です。

二階からは町並みが見られます。

このカフェで家族はお茶しています。
中庭です。植物や灯籠の配置、石畳、 
母屋の開け放たれた障子
計算されたようにバランスがいいのは何故でしょうね。
これ以外正解はないなと思います。
深い軒と縁側って、いいですね。
手前は、以前の従業員の休憩所と資料等の収蔵庫。
奥は明治期にできた大きな蔵、今は展示室になっています。
小川商店はサイダーも作っていました。
井戸水を汲み上げるポンプがあった跡のようです。
 
山田羽書(やまだはがき)
国内最初の紙幣と言われています。
商人蔵カフェの裏側に、
当時の石垣と蔵の景観が残されています。
展示されていた絵から
当時の生々しい空気感が伝わってきます。

伊勢河崎商人館HPから、河崎まちあるき情報を見ると、このようなマップがあります。

アップにする↓
みずき号という船に乗ってみれば、
昔の『舟参宮』再現もできるみたいですね。

大きめの駐車場もあるので、車を置いてこの辺りの散策も楽しそうです。

愛知県在住の私は、伊勢神宮外宮や内宮には二年に一度くらいの頻度で訪れていますが、この河崎エリアは初めてでした。

お伊勢さん参宮客の賑わいによって繁栄した町の歴史を知ることができるうえに、落ち着いた雰囲気のこのエリアは、内宮おかげ横丁などの人の多さに辟易とした気分の時に、立ち寄るとホッとするのではないかと思います。
あれはあれで楽しいんですけどね。

以上で、伊勢志摩〜河崎までの旅はおしまいです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました😊

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