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許容できないおばさまの観念


【衛生観念は人によって違う】 
清潔さの価値観。
衛生・不衛生の感じ方は人それぞれだから、自分のものさしで考えたり、人に押し付けてはならない。これを看護学生の時に教わった。
人が持つ価値観を尊重した上で、どう関わるかを考えなさい。と教官に言われたことがあった。

この言葉を、思い出す事があった。


先日、日帰り温泉に行った。
共同浴場っていろんな衛生観念を持った人達がいることを考えすぎると入れない場所だと思うが、私自身その閾値は高い方なので気にならない。
そんなことより温泉に入れることが嬉しいし、好きだから。


露天風呂の寝転びジャグジーに先客がいた。
おばさまである。
その人、なんと両サイドの手摺に足を掛け、言うのもはばかる格好で寝ているではないか。
視界にちらっと入るやいなや、げんなり気分になり、直視はしたくないので違う浴槽に入った。
腹が立った。

平日の女風呂は、常連のおばさま達の集いの場と化していて、気が緩んだ雰囲気ありありで、それはいいのだけれど、
そんな自堕落なのは駄目でしょ。あなたの家ではないんだから。

そんな時に教官の言葉を思い出したけど、度を越したものは人間なんで許容できないな。と思った。
というかむしろ、そっくりそのままこのおばさまに言い渡したかった。
まったく。こうはなりたくないものだ。




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