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04. Reading

よい習慣について考えてみるこのシリーズ、やっと4つめ。これがおそらく2019年最後の更新になるかと思います。

今回は、けっこう自信があるテーマです。

ささやかな幸せに気づく
01 日記をつける/02 音楽を聴く/03 毎日できるだけたくさん笑う
04 読書を楽しむ/05 しっかり休憩をとる/06 小さなことに感謝する
07 物より経験にお金をかける/08 自分にごほうびを与える/09 本物の自信を築く
10 つらいときは助けを求める/11 旅に出る/12 手仕事をいつくしむ
13 心と空間の片づけをする

読書を楽しむ習慣があるかと問われると、私はYesと答えられると思います。

月に何十冊と本を読むほどの読書家でありませんが、常に何か1冊は「今読んでる本」というのがあります。

私が好きなのはビジネス書とか実用書ですが、最近は図書館で小説を借りて読むのも好きです。ただ、どんな小説を選べばいいかあまりわからないので(たぶん読み始めたらどんなものでも読めると思うけど)、絶対にハズレがない東野圭吾のミステリーを読んでます。

今は電車通勤なので、通勤時間はなるべく本を読むようにしています。SNSをぼーっと眺めていても過ごせるくらいの短時間しか電車に乗らないのですが、スマホをいじっているのと本を読んでいるのでは時間の濃さが全然違うと感じます。

少し前に読んでいた東野圭吾の短編集はとても面白くて、ホームで乗り換えの電車を待っている間も、駅を出てバスを待っている間も、立ちながら読み続けていたくらいでした。

私の両親は2人とも読書家で、2人ともいつもいろんな本を読んでいます。だから私にとっては「本を読む」という行為は、教養のためとか知識を得るためとかいう以前に、なんというか当たり前の行為なのですが、職場の人と話をしていて、大人でも本を読まない人もいると聞いてちょっとカルチャーショックでした。本、読んだ方がいいよ・・・!笑

では、なぜ本を読んだほうがいいのでしょうか。私が思う、本を読むメリットを列挙してみましょう。

①ボキャブラリーが増える

まず、これですね。大人でも、いや、日々たくさんの複雑な思いや感情を処理しなければならない大人こそ、使える語彙や表現力のストックを増やすことが大事だと思います。

人は言葉で世界を認識しています。感じたことや考えたことを言葉で表現するためには、「その事象」にあてはめる選択肢をたくさん持っていたほうが、より精細にものごとを認識できると私は思います。

言葉のバリエーションが少ない幼児は、「いや」「すき」など、ものごとをざっくりとした分類しかできません。もっと幼くてまだ言葉も十分に話せない赤ちゃんは、泣くしかないです。泣きかたにバリエーションをつけて、相手にわかってもらうしかないですね。

大人でも語彙が少なすぎると、認識できること、理解できること、相手に伝えられることの幅が子供とそう変わらないということもあるかもしれません。外国に行ったときを想像すると、よりイメージしやすいように思います。

語彙の多さと思考の深さは関連性があると思います。

②人の知見から学べる

本を読むことで、書いた人の体験や学びを、自分がゼロから体験しなくても効率よく学ぶことができます。「巨人の肩に乗る」というやつですね。自分で全部のパターンの人生を経験することは不可能ですが、芸能人のエッセイや、世界一周旅行記や、発展途上国でビジネスを立ち上げた人の本を読むことで、彼らの経験や学びをちゃっかりシェアしてもらうことができます。

私は、睡眠のプロフェッショナルが書いたよい眠り方の本や、行動心理学の教授が授業で教えていることについてまとめた本などの実用書を読むのが好きです。それを専攻している学生でもないので、そういった自分とは異なる分野の専門家たちから学べる機会として読書はとても貴重です。

☝︎この2冊はおすすめ。これらの本を読めば、日々の生活に変化が起こると思います。それにしても、最近よく見る「権威系タイトル」にまんまとやられてしまう感は否めないですね。笑

テレビを見て学んだ気分になっている方も多いですが、マスメディアの発信する情報はバイアスがかかりまくっているし、視聴率が取れるために都合よく編集されまくりなので、テレビで言ってた情報をそのまま信じている人は気をつけたほうがいいでしょう。

③興味が広がる

②と重なる部分もありますが、読書によって日常から切り離された世界を擬似体験することができます。それがフィクションでも、ノンフィクションでも。

沢木耕太郎氏の「深夜特急」を読んでインドに行きたくなった、実際に行った、などの話も珍しくないですよね。知らない世界を垣間見ることは、自分でも知らなかった自分自身の隠れた興味や感情に気づかされるきっかけになることもあります。

映画を見る感覚に近いかも。

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読書を楽しむと、人生が豊かになります。

これは、もう断言しちゃっていいと思ったので、「なるかもしれません」とは書きませんでした。なんでもいいので、間違いなく本は読まないより読んだ方がいいです。教養がある人で活字が苦手な人って、あんまりいないと思います。

iPadでもたまに本を読みますが、重いので(笑)私はまだ紙の本のほうがよく読みます。


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