ラップの中のアンパンマンを見つけよう！
こんにちは。
アンパンマンのともだちのゆうきだよ。
今日はみんなと一緒にラップの中に隠れているアンパンマンとなかまを見つけよう！
見つけたいのはこの曲
TARO SOUL & KEN THE 390「We Back」
TARO SOUL（読み：タロウ ソウル）お兄さんと、KEN THE 390（読み：ケン ザ サンキューマル）お兄さんの曲で、アンパンマンとなかまが隠れていそうなのはTARO SOULお兄さんがラップをしている冒頭のバース（Aメロ）だよ。
YouTubeや各種音楽配信サービスで「We Back」を聞いてみよう！
見つけたアンパンマンとなかまを紹介するよ！
かびるんるん
Once again It’s on
また何処からともなく
湧いてきちまったんだろ退屈
問題ねえよ任せろ何度でも
退治してやるカビルンルン
何処からともなく湧いてくる退屈は、ばいきんまんのなかまのかびるんるんみたいにどんどん増えるから、意味をかけ合わせているんだね。
かびるんるんの少し前の「問題ねえよ」、「任せろ」、「何度でも」は"ア○エオ"（○は不規則）の音で韻を踏んでいてかっこいいね！ もっとたくさんの韻を踏んでいる気がするのだけれど、たくみなフロウ（歌い回し）すぎて、うまく解説するゆうきがないや。
ばいきんまん
予定調和と言われようが
やっつけるのが仕事さ再びブース
ばいきんまんは「アンパンマンを たおすために バイキンせいから やってきた（※）」から、ここの歌詞は、ばいきんまんと意味をかけているんじゃないかな？（※引用：それいけ！アンパンマン。なかまのしょうかい）
ジャムおじさん
入って練って捏ねたリリックス
Spit the fire あちっ！ふーふー
まるで俺はUncle Jaaam
パンを作る時は、小麦粉を練って捏て熱々のトースターで焼くよね？ リリック（歌詞）を作る時も練って捏て熱々のSpit（スピット：ラップをする）をするんだって。
まるでUncle Jam。日本語にするとジャムおじさん。
歌詞の「Uncle Jaaam」は、普通のJam（ジャム）よりもa（ア）が多いよね？ TARO SOULお兄さんの名前の由来になった「TARO SOUL」という曲があるのだけれど、その曲が収録されたアルバムの名前が「JAAAM!!!」で、KEN THE 390お兄さんと一緒に出したアルバムなんだよ。「Uncle Jaaam」の歌詞は「JAAAM!!!」のアルバムの名前とかけているんだね！
アンパンマン
マント羽織らしたワンバースは
齧っても減らない
Bite me, Bite me, Baby
口ずさんでくれたらDrive me crazy
走る稲光 一瞬で変えちまうfavorite
今日もパトロール East West 北 南
歌詞から読み取れる情報をもとに整理してみるね。
マントを羽織っている
齧ってもジャムおじさんに新しい顔を作ってもらうから顔が減らない
自分の顔を齧って（Bite me）もらう
口にしたら夢中になる（Drive me crazy）
だいすきなもの（favorite）
毎日パトロールに出かける（参考：それいけ！アンパンマン。Q&A「Q.アンパンマンにお休みの日はあるの？」）
このことからアンパンマンと意味をかけていそうだね！
ここの最後の歌詞「East West 北 南」は、日本語なら「東西南北」、英語なら「North, south, east and west」って言うよね？ なんで英語と日本語を組み合わせた歌詞になっているか、わかるかな？ みんなも考えてみて！ あとで答え合わせしようね。
「勇気りんりん」
勇気の鈴がRing a ring a ring
これは「勇気りんりん」の歌詞をサンプリング（引用）しているよ！ 「勇気の鈴が りんりんりん♪ ふしぎな冒険 るんるんるん♪ アンパン しょくぱん カレーパン♪ ジャムバタチーズ だんだんだん♪」のあの曲だよ。
みんなにも考えてもらった「East West 北 南」の答え合わせをするよ！ 英語と日本語を組み合わせることで「北 南＜キタ ミナミ＞」の部分は"イアイアイ"の母音になるから、このあとの「Ring a ring a ring＜リンガリンガリン＞」の"インアインアイ"の音で韻を踏むことができるよね？ これは「ん」の発音を工夫して（聞き心地の良い）韻を踏む方法に当てはまるよね！
みんなはいくつ見つけられたかな？
ここに書いていないアンパンマンとなかまを見つけたら教えてね！
今日はTARO SOULお兄さんのラップについてたくさんお話したけれど、この「We back」が収録されているKEN THE 390お兄さんのアルバム『en route』もかっこいいから聞いてね！
DVD付きのアルバムを買うとライブ映像を見ることができるよ！
（他のラッパーさんが客演した曲のKENさんパートだけを歌っている場面もあるのだけれど）1回のライブで39曲も披露しているよ！ KEN THE 390お兄さんの生きるよろこびはラップをすることなのかもしれないね！
またヒップホップで遊ぼうね。
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